2回目:距離適性(前編)

…ああ、距離適性に関して、5000文字程度?8割方書き上がっていたのですが間違えて消しましたですよ…。下書きをきちんと取らなかったのが敗因ですね…そうですね。自分が悪いんです、分かって入るんですが…はぁ…。仕方ないのでぼちぼち再執筆しますですよ…。気力が無いので前編と後編に分けますデスよ。

さて、バトロンの基礎と言うからには、まず、避けて通れないのが距離適性です。

距離適性の基本

距離適性は表面的には確認ができないパラメータではありますが、攻命回防の全てからAIの行動基準にまで影響を与える重要な要素として知られています。
距離適性は0-100の近距離と100-200の中距離と200-400の遠距離の3つの距離に対してそれぞれ値が存在しています。取る値は-10から+10まで0.5刻みで、高いほど有利になると考えてOKです。
距離適性の増減は、戦闘後の評価で褒めたり叱ったりすることで増減します。褒めた場合には多く攻撃を行った距離の適正が上がり、攻撃を行わなかった距離の適正は下がります。叱った場合はその逆となります。距離適性の増減は、基本的にある距離の適正が上がった分、どこかの適正が下がる、という仕組みになっています。注意点としては、相手に攻撃されたときの回避や防御に関しては距離適性の増減の判定に影響を与えないということくらいですかね。
では、3つの距離適性の合計は常に0になるか、というと、そうではないです。それは、距離適性にはそれぞれ上限下限が存在するためです。例えば、近距離だけで攻撃し続けていれば、いずれ、距離適性は近距離で+10、他の2つの距離では-10という風になるでしょう。

距離適性の効き目

距離適性の効果がどの程度大きいのかに関してです。結論から言いますとかなり大きいです。
基本的に、距離適性は攻撃、命中、回避、防御の全てに影響を与えると言いましたが、その効き目は定量的に説明しづらいです。しかし、実際にミッションなどを用いて上げ下げをしてみると、強く実感できると思います。
数字として見やすいのは推定命中率です。これは、距離適性が上がることで、自分が攻撃する場合の命中率の上昇や、相手から攻撃を受ける場合の命中率の下降が見られます。この数字で言いますと武器の命中率にも依りますが*1、距離適性が-10と+10では推定命中率にして10〜20%程度は違っていても不思議ではありません*2。ダメージの場合はさらに比較が難しいですが、こちらも距離によって同じ武器なのに実際のダメージが1.5倍程度違う、という場合もあります。防御に関しても、苦手な距離でガードをすると、ダメージの減少量が少なく、得意な距離でガードした場合と比較して、ダメージが全然違う、という場合もありますね。
とまあ、これだけ、効果が違うとなると、同じような素体性能の場合、なかなか差を埋めるのは容易ではなく、また、ある時までは近距離でのみ戦っていた神姫に、突然遠距離で戦わせてみようと思い立っても上手くいくはずがないということは分かるかと思います。

まずは褒めて伸ばそう

1つの距離のみで戦い続けると、他の距離の適正がどんどん下がって行ってしまうということは先に述べた通りですが、それでも、戦わせたい距離の適正は上げるに限ります。近距離の武器しか持たない状態で、適正が近距離-10で他が+10では勝つことはかなり難しくなりますが、近距離+10で他が-10の方が苦手距離は多いものの、ダメージを与える能力はありますし、まだ戦えるでしょう(実際こういう状態になってしまっている神姫も多いですし…うちの連中も含めて)。というわけで、まずは使わせたい武器を持たせて褒めてあげることが大事になります。勝って褒めるのが理想ですが負けても褒めるべきときは褒める。たとえ、好感度が下がっても。というか、バトルにおける好感度の影響は小さいですよ。好感度低いと言うこと聞かないとか言われるけど、武器1本しか持たせないような場合は行動に選択肢自体がそんなに無いし。せいぜい好感度イベントが発生する程度だし、勝てるようになったらすぐ見られマスですよ、その気になればノアでもイジメ続ければすぐですし。
閑話休題。距離適正に話を戻しましょう。距離適性の調整ですが、オフィシャル戦で当たった相手が実際にやっているかどうかは相手の戦歴のミッション回数を見れば大体分かります。特に、Cのオフィシャル戦(Cオフィ)などで当たった相手が、オフィはこなしていないのにミッションは20戦以上(私も大体30戦〜40戦くらい)しているような場合には最低でも1距離、場合によっては2距離くらいは距離適性を+10まで上げていると考えていいはずです。このような神姫と対等に戦うためには、自分も我慢して10戦、戦わせたい武器を持たせてミッションで褒め続け、あらかじめ距離適性を上げておくことが大事になります。しかし、こうして距離適性を上げたからと言って勝てるとは言いませんが。むしろ、これでようやく距離適性の面で対等になっただけですから。

後書き、昔話など

さてさて、これで半分くらいですね。この後、距離適性の例外、距離適性は序盤ほど大切、距離適性上下の法則、距離適性の上げ方色々、と続きます。
しかし、以前も書きましたが、昔は距離適性は、いわば完全な新人狩り用システムでした。大抵は始めて、負けて、叱って適性だけが下がるというドツボスパイラルに陥りますから…。さらに負けて叱られると喜ぶ忍子さんが完全に罠でしたからねぇ…。まあ、おかげで理解してからは大分勝率稼がせて頂いた気もしますが…。
逆に、Cオフィでブロンズオーナーさんで道場通ってないのに、猫子で6連勝無敗とか、ちょっと上昇気流に乗って(ついでにアタシ、エライ?エライ?と調子に乗って)いる娘と当たると…、いかん、これはバトロンの厳しさを思い知らせるために全力で叩かないと、と思ったもんです(大人げない…)。

*1:距離適性の影響は武器の命中率が低いほど大きいと言われている。例えば命中がマイナスの武器を使った場合の変化量は大きく距離適性1につき2%近く命中率が変化する場合もあり、元々の命中が高い武器の場合は小さく変化量は1%未満だったりする。

*2:さらに、昔の人の研究で、回避を行った場合の効き目は推定命中率が低い場合ほど大きいと言われています、つまり90%の攻撃に回避体勢を取るより、60%の攻撃に回避体勢を取った場合の方が、命中率の下がり方はさらに大きいらしい…今もそうかは知らんですけどね?