昨日の訂正

何点か間違いがありました。謹んでお詫びいたします。

まず、エアコンを電力の効率に挙げたのは間違いでした。というのも、エアコンの本質は熱の移動にあるわけで、暖房の場合部屋が暖まった分が得られたエネルギーではなく、その分、冷却された空気が室外に逃がされているわけで、部屋の暖房という側面だけで見ると注ぎ込んだエネルギー以上の効率が出ている(ように見える、実際には室外がその分エネルギーを失っている)ことになりますので。引いてくるならモーターの効率とかモーターと小型の内燃機関の重量比とかでしたね。エアコンの高効率さについても話したいと思っていた為に安易に引用してきてしまいました、ごめんなさい。

次に、有線無線の話。例えば、AirH"の場合、最新端末だと一応×8のデータ通信(理論最速512kbps)が可能らしいですので、1.5MのADSLとの比較だと速度でもそこまで負けていないという主張は不可能ではないかも知れませんでした(まあ、実際にはそれでも負け負けだろうとは思いますが)。特にADSL基地局との距離に左右されますしね。大半の距離では広帯域を謡うプランに加入すること自体に意味がないみたいですし*1。まあ、そもそも、FTTHでそれほど値段の変わらない現状で有線の比較対象がADSLの段階で不適当と切って捨てたいところですが、地域性の問題もありますので控えさせていただきます。まあ、AirH"にも地域性の問題がある気もしますが…まあ、知らないことを語っても仕方ないので。

*1:自分の過去の経験では基地局から2km程度の8Mプランで実質4000kbps程度が限界で、それ以上高速なプランに加入する意味はないと言われた、それでもそれなりに勝ち組だったみたいですが