Firefoxが色々と面倒くさい…

Quantumへのアップグレードというか、アップデートというか、しないつもりだったのですが…ミスりました。
あらかじめ、設定呼び出して、自動アップデート切っていたのですが、すでにダウンロードして予約済みのアップデートをキャンセルはできなかったみたいで。普段PCつけっぱ、ブラウザもタブ50から100個ぐらい開いたままというのがデフォな人間なので、あまり更新されないんですよねぇ。そこへ、クソいブラウザゲーのフリーズのおかげでブラウザまるごと再起動したらめでたくアップデートが走りやがりまして…。
仕方ないから、旧バージョンをダウンロードしてインストールし直しました。


で、本当に面倒くさいのはそこでは無くてデスね…。
FFで個人的にどうしても外しがたいアドオンが2つ有りまして。一つがNoScript。JAVA scriptに代表される、昔から悪さし放題のアレらをデフォで切ってくれて、ページ毎(というよりJAVA scriptなどのスクリプトが属するドメイン毎)にオプトインが可能という。なので、特定のリッチコンテンツが必要なサイトで、広告以外の有用な部分だけ有効にするとかが可能。そもそも、信用できないとこに飛ぶときは全部まるごと拒否なので広告カットなんかよりよっぽど安心。モノによっては選択的に生かして動かすこともできるので、気分が向いたときだけ特定の奴をオンにするとか、デフォはオフなんだけど今回だけオンにして置くとか(後で切り忘れるのを防止できるので初めてのところはこれのことが多い)もできる。Googleのサービスは利用しつつadsとか、監視系は明示的に拒否するとか…。広告サイトも外部のドメイン名なのが丸わかりなので、本命のサービスだけ有効にするとかお手のもの。これ無しでネットサーフィン(死語)とか、目隠ししながら地雷原を歩くか、あらゆる危険を排除した観光客向けエリアから一歩も出ないかの二択に等しいのですよ…。
で、もう一つがFireGestures。マウスジェスチャ系のアドオンですね。右クリックからのドラッグで、進むも戻るも、ページトップ、ページボトムへ移動も、タブ間の移動も、タブ閉じる操作も、ページ更新もお手の物(なお、大体これくらいしか使わない)。同じようなのがありそうな気もしますが、まあ、設定項目が多くて面倒くさいし、判定自体が微妙なモノなのでSleipnirからFFに移るときでもそれなりに苦労しました故に、これもできるだけ乗り換えたくない。


んで…これらがどう関係しているかというと…。
NoScriptはどうやら、しっかりとQuantumへの移行を実施したらしく…。初日はアップデートされて無くて社用のPCのQuantumでこいつが切られたのが、家でアプデートしないことを決めた最大の要因だったりするわけですが、半商用みたいなスタイルなので、しっかりアップデートしてたらしいです。そして、うちのPCも動かしている間に更新を落としてたらしいです…。結果、FFだけ旧バージョンに落としてもNoScriptが動かない…。つまり、Quantumである、57移行のバージョン専用になってしまった模様。そもそも、56までのアドオンの大半が57への移行に失敗して動かなかった段階で、逆方向が動くとは到底思えないのですが…悪あがきでバージョン確認を切って動かないか試してみたところ…やっぱり動かない。
…ダル過ぎる…。ページ単位で今まで蓄積してきた色々な切り方のノウハウの結晶みたいなモノなのでこれも捨てきるには厳しいのですよ…。
一方で、FireGesturesさんは、アップデートに対応される見込みはないみたいで…。そっちはそっちで、旧来の56.x系では動くのを確認しているのですが…。
まあ、そうで無くてもQuantumのUI変更は無駄なオーバーヘッドにしかなりませんからねぇ。できれば、移行したくない。


同じような環境再現できるなら別にほかのブラウザでも良いのですけど。そんな感じで色々とやる気がなくなってきました。


(追記)結局quantumへの移行を余儀なくされました。バージョン下げてNoScript入れてみましたが、結局動作しないので仕方なく。マウスジェスチャの方を別ツールに置き換えました。
NoScriptの画面最下部にあった、表示のバーが右上のアドオン欄に移ったのとかで少し違和感が残りますが、まあ、そこそこ使えてます。最初、日本語ドメインの記録が残らない?不具合が発生していましたが、気付いたら修正されていたのか?よく分かりません。以前は、日本語ドメインは記録が残らないがその場で許可したものは反映される、だったのが、新verでは、許可したとしても記録に則って挙動が決まるので許可しても反映されないになっていたため、少し不便してましたが、今は日本語ドメインの記録も残るし許可すると反映される状態になっているように思います。そのほか、ドメイン単位で許可していたモノが、さらに、スクリプトの内容単位で細かく許可を出せるようになっており、使いこなせれば、これはこれで便利かな…と。まあ、使いこなせるほどその辺のスクリプトを読めるわけでも無いのですが…。どちらかというとトライアンドエラーでなんとかするものかもしれません。
quantumでの不満で一番大きいのはタブの視認性が大分下がったことですかねぇ。20個超くらい開いたところで、タブの表示が最小になりスクロールが発生するようになってますが、その最小のサイズだと、アイコンのほか全角だと2文字程度しか表示されないため、同じアイコンの同様のページを開いたりしていると、どれがどれかさっぱり分からない感じなのが…。設定で調整できるのかしら…?