忘却の彼方に

スラドでこんな話題があって…
かつて日常的に聞いていたが、今では耳にすることのなくなった電子的なサウンドは? | スラド
逆に、今でも聞くんだけど懐かしい気分になる音が、昔のエロゲとかでも使われていた効果音。これらを普通の生活の中で時折耳にすることが。全体的に開発にお金かけて無さそうなシステムでフリー素材使った結果なんだと思われる。出自自体は、ちゃんとしたフリーの素材なんでしょうけど、大昔にエロゲの効果音として刻まれた記憶が喚起されるんですよねぇ。フリーなんだとしたらエロゲが使っていかんということはないのですしアレですが、フリー素材の活用も善し悪しだと思ったり思わなかったり。
ちなみに、そのうちの一つは、ファミリーマートにあるファミポート(だったと思う。ロッピーでは無いはず…)の操作音の一つだったかと。


で、ちょっとした操作音とかでもそうなのですが、もう少し凝ったもので、どうしても気になる音が有るんです。昔のエロゲで、場面転換の際に使われていた音なんですが…ゲームの雰囲気とテーマは覚えているのですが、ゲームの名前とか、メーカーの名前とかが出てこない。記憶が確かなら、メーカー自体大分前に解散しているはずなんですが…。

  • エロゲを一番やっていた時期なので、2000年前後、就職する2005年よりは前
  • 主人公は天使で、悪魔を拷問兼ねて調教するゲーム
  • 同じ時期に出ていたDOUBLEと違うメーカーだけど絵柄の雰囲気が近い印象
  • ちょっと後に犬猫耳関連の作品が出ていた
  • さらにナーサリィ…ナーサリィ?なんか病院を舞台とした作品が(ナーサリィライムは別ゲー…)

という辺りから捜索開始。まず、DOUBLEが好きだったのですが、メーカー名が出てこない…なんだっけ?ということで検索。ああ、ちぇりーそふとだった。歳は取りたくないものです…。
DOUBLE〜ダブル〜 (ちぇりーそふと) (18禁) [ゲーム] - Getchu.com
とりあえず、この辺りと言うことで、2003年からエロゲー年表を辿っていきます。懐かしくて泣けてきますね。有名どころは5本に1本くらいはやってそうな雰囲気ですが…実際には当時エロゲは年間500本ほど出ていたので、流石にそんなにはプレーしていないなぁ…。
2003年、無し。2002年、なし。2001年…みぃつけた!(ルーティーのサーチガルド風)。Brightiaですね。
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こいつの舞台転換の際の効果音が印象的で、他の作品でも聞いたこと有るんですよね〜。


というわけで、以下色々とゲームの思い出関連。

DOUBLE

ちぇりーそふとからダブルです。当時留年して笑えなかったりもしましたが、まあ、それはそれ。
シナリオが長くて、表裏共闘と3つの大まかなルートにキャラ毎の分岐。各ヒロインと半ば共通なんだけど、結局ヒロインと結ばれない男側のルートもあったりで、ほぼ全キャラ制覇しましたねぇ。裏、共闘関連の男キャラルートから調教するヒロイン選択があるヒロインの全ルートを制覇しないままでしたけど。とりあえず、かなりボリューム感が。共通部分が多くて、戦闘回数が結構あるので、真面目にやるとちょっと怠かったですが…。
戦闘はシミュレーション風。タクティクスオウガ系のアクティブタイムバトル風だった記憶が。そんなに難易度高くもないのですが、周回して武器付け替えながら技覚えてと、案外楽しかった記憶が。
ちなみに、イチオシはサラ。パッケージにも姿が描かれていながら、最後の最後までその姿を現しません、真ヒロイン。ベースシナリオでは割と陰湿なこまったちゃんな雰囲気を醸し出していたりしますが、デレるとかわいいのと背景を知ると評価が変わるキャラ。当時、結局、サラのサラによるサラのためのDOUBLEだと、友人と話していた記憶が…。
ああ、あと、これは書いておかないと。本作、やたら千葉押し。というか、舞台が千葉ローカル。会社が千葉だったんでしょうかね?それも、東京に近いところのなんちゃってじゃなくて南の方まで含む感じ。当時、関西から出たこと無いほどの関西人だから分からないんだと思いましたが、こっちに来て10年になりますが、別に分かるようにはならなかったんだぜ。

Brightia

さて、ブライティアです。メーカーはCronus。そうそう、そういう名前だった。いやぁ、歳h(ry
調教ゲームですが、雰囲気はそんなに陰湿な感じでもなく、エロエロ。天使が悪魔を調略するためにやってたはず。なんでそうなる…って感じですが。
褐色金髪の乱暴そうな奴が結構かわいかった記憶が有るような無いような。内容的に、ゲーム性はそんなに深いわけでもなかったですが、中二病感あふれる設定がとても琴線に触れました。
なんか、人間界に天使とか悪魔の化身みたいなのが生活していて、天使や悪魔が夢を見る形で人間の生活を体験するみたいな要素があったような。そこで、調教が進むことで、少し人間界での関係性が進展したりしたような…。
ちなみに、絵柄が近い、と書いてましたが、そもそも、ちぇりーそふととCronusって姉妹ブランドみたいなもので、原画家も共通だったっぽいですな…。当時はまだそう言った情報が検索して気軽に出てくる時代じゃなかったんだにゃー。

あと、犬猫耳関連はこれかにゃー
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主に犬なのか。ネコはともかくイヌはやや珍しかったので、記憶に。
なーさりぃはこちら。
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Nursery Songだったのか…。名作ナーサリィライムの方が後ですが、名前ちかすぎぃ。
ちなみに、この2作とも、Brightiaが良かったのでちょっと触ってみましたが、単なる抜きゲーアドベンチャーで期待はずれだった記憶が…。


あと、全く関係ないですが、メーカー名のCronusと、絵柄の雰囲気から、クロノスナンバーズのNo.1セフィリア女史を連想してました。時期的に当時連載してたんですよねぇ。まあ、セフィリア女史は、実力はあるのに、悠長に敵の背後の壁に彫り物掘ってたら負けた人、という印象ですけど。そう言えば、ダークネスの母親役で出てきたのってあの人なのか。


という感じで、時々思い出さないと記憶の底に埋没しそうなので。10年後位に、また同じ事書いてそうだにゃー。