HDDトラブルの続き

さて、引き続き、ぐだぐだやっています。とりあえず、軽く調べてみました。そして、やっぱりこの程度のものにお金をかけるのはちょっと馬鹿馬鹿しい気がしてきました。まあ、これはひとえに、故障しかけているドライブが、割とどーでもいいドライブで、その気になれば、応答を返さないデータ以外を手動サルベージとかも、まだできそうだとか、いう風に構えているのも理由の一端なんですが。載ってるデータも、大半、プレーすることもないエロゲのデータ(それも原盤ディスクも売ったりしないので探せばあるはずだし)で埋められているだけですからね〜。たまたま今回は、リアルタイムでプレーしていた特定のゲームのセーブデータが、読み取りが困難なセクタにヒットしたので発覚しただけで。もちろん、システムドライブだったら、もっと大騒ぎしているはずですが、そういうわけでもなくウィンドウズも普通に立ち上がりますし…。


で、まあ、ちょっとググってみた感じでは…この辺のネタは、割とバックアップソフト関連で出てくるみたいですね〜。とりあえず、2chの過去スレにぶち当たったので、JaneStyle起動…起動…あれ?JaneStyle、Mドライブ(話題の壊れかけのパーティション)の中だ…。しゃーなしだな。
JaneStyleダウンロードしてきて、別の場所に再インストール。取得済み過去ログ関連が少し惜しい気もするが…まあ、後でサルベージで来たら統合しよう。
んで、現行スレとかも眺めていると、やはりバックアップソフト関連の話題でいうと、いざ、壊れてから復旧を試みるとかは邪道なんだろうな、と思いつつ。ただ、そこまでして守りたいデータって限られていると思うんですよね。我が家でいえば、メーラの中身のバックアップと、鍵関連の記録ツールは吹っ飛ぶと、多分泣くけど…ここで扱われているようなバックアップソフトは、大概、そういうデータをマメに自動バックアップするためのソフトとかなんだな〜、と。
とは言えですね、もちろん、そういうどうしても守りたい、複製をマメに取るべきデータも有るわけですが、ちょっと、ソフトの再インストール面倒くさいしー、とか、できればプレー途中のゲームデータ、復旧できたら嬉しいよね?とかいう、お金をかけるほどじゃないけど、生かせられるなら生かしたいデータってのも有るじゃないですか。でも、そんなデータ大量になればなるほど、バックアップ取るなんて論外ですし。


で、そう言った場合に動かしたいのが強制的に読み出すソフトなんですが…色々見ている限りでは、所詮ソフトで対応できることは限定的なんだな、と言うことが分かりました。
実際、バックアップ関係のソフトウェアでも、大概はパーティション管理、バックアップの自動化、あとは、モノによって今回のようなケースでの不良セクタをスキップしてコピーを継続、程度のことしかやってないわけで…。ああ、そうか、むしろできないんだろうなぁ、と。まあ、それも考えてみれば当たり前の話で、HDDにしてもSATAとかの規格に基づいて、信号をやりとりして読み書きをしている訳なんですよね。結局、そういった、信号を介している以上は、あらかじめ規格で規定された通りの信号しか送れないわけですし、故障しているのがHDD側のハードウェアだとすると、ソフトでどうこうできる余地が小さいのは当たり前なんですよね〜。で、私はデバイスドライバ、略してデバドラとか書ける人間…もとい書ける種族じゃないので詳細はイマイチ分かっていませんし、OSとかドライバとかのレイヤ構造なんかも理解できていないんですが…ウィンドウズ上で動作して、独自のドライバなんかをインストールしているので無いのならば、所詮やれるのは、ウィンドウズかあるいはウィンドウズ標準のHDDのドライバが提供するAPIを叩く程度ってことになるわけで。
なので、一方のファイナルデータなどの市販の復元ツールの売りは、ソフト的に頑張って読み取る能力を上げているんじゃなくて、不良セクタが出た箇所を認識した上で、ファイルの拡張子から推測される種別に応じて、修復を試みていることなんだな、というのを理解。まあ、ファイル種別によって、どうやって補正するのかとか、場合によっては他のデータと切り分けて、修復できないところは捨てるとかやるんだろうなぁ、と。ただ、これは、元々画像とか、一般的なメーラのメールボックスとか、ウィンドウズのシステムファイルとか良く知られているファイルフォーマットに個別対応してベストを尽くしているだけで、それこそ、ゲームのセーブデータなんかには無力だろうなぁ、というのも理解。正直、思ったよりまともなことをしているっぽいのには驚きましたが。まあ、逆に言えば、私の場合、復旧したいのが、そういった、データではなく、単にアプリ入れ直すのめんどいし〜、大半プレーしないようなエロゲだけど〜、って感じなので過ぎたるモノと判断。
私に必要なのはエラーセクターを飛ばして頑張って読み書きしてくれる類のプログラム。とはいうものの、ファイルシステムとかHDDのドライバとか今から勉強して、プログラムを自作しようとまでは思わないので…バックアップに関連の試用版ソフトを試してみることに。なお、ソフトでできることには限りがあると書きましたが、逆に、APIとかを直接叩くことで、OS標準の動作から逸脱することは可能なはずで、OS上でやった場合に読み出しに失敗した挙げ句、認識しなくなって、あまつさえ他のドライブまで道連れにしてくれるような動作は避けてくれるかも知れないという期待はあるわけで。


まあ、そんなわけで、とりあえず、EASEUS Partition Manegerの試用版を放り込んで、パーティションごと丸ごとバックアップと称してコピーしてしまうことに。今回は移動対象が、合計500Gのパーティション2つなのですが、これは、パーティション丸ごとのバックアップになるため、未使用領域をあらかじめ用意する必要がありました。そのために、新しいHDDを買ってくるのもなんですし、ベイにも余裕はないですので、今回は、1T以上の空きがあるドライブに対して、本ソフトを使ってパーティションのサイズを縮小し、パーティションが切られていない空き領域を作成し、そこにバックアップのパーティションを2つ放り込む形にしました。
実際、設定をそういう風に弄ると、あれ?なんか一瞬でパーティション切れて、新しいパーティションできたことになっているけど?そんなわけ無いよね?と思ってみてみると、やっぱり実際のテーブルは変わっていない。左側にも、やんなくちゃいけないタスクだけが溜まっている状態になっています。良く見るとソフトの上部にApplyというボタンがありました。すなわち適用。つまり、あらかじめ、行う操作を指定しておいてから、これを押して、実際の操作を開始しなさいよ、ということなのですね。というわけで、ぽちっとな。いざ作業開始です。
まずは、パーティションの操作です。ソフトによってフォーマットせずにパーティションを、切り直す系の動作ができるのは知っていましたが、中々楽しいですね。まあ、途中で事故ると、テーブル壊れて復旧が困難になりそうなので、普段気軽にやるこっちゃーないですが。あんまり、きちんと理解してませんが、デフラグに近い動作で使用領域と空き領域を切り分けてから、パーティションの境界線を引き直すんだろうなぁ、という感じの理解です。まあ、なので、わりと無茶な使い方してきた本ドライブは結構ぐっちゃぐちゃだったみたいで、このパーティションの切り分けに結構時間がかかった模様。…まあ、昨夜から動かして、仕事から帰ってきたら、既に1つめのパーティションのコピーが始まっていましたので、正確にどれだけかかったかは分かりませんが。
そうして現在、こわれかけのHDDからの読み出し動作は進行中。しかし、200G程度のパーティションの読み取りに、すでに結構な時間が経っているのに一向に進みません。具体的には帰った段階で56%だったものが、3時間で2%ほど進行し58%になった程度です。…多分遅すぎですよね〜。むしろずっとこの進度だったならば、半日で56%まで進むはずもなく。まあ、なので、応答が帰ってこない領域にさしかかってるんでしょうね〜。とはいえ、一応、数字の上では進んでいるように見えて、なおかつ、ウィンドウズも文句を言って落ちたりしていないので、まあ、何かしら成果は上げてくれるんじゃないかなぁ?と期待している次第です。


というわけで、結局、バックアップと称したコピーは成功するのか?どこまで読み出せるのか?まあ、その結果が分かるのは明日以降になりそうです。
以上。