めだか暗号2:あ〜、応募するならそろそろ締め切り?

結論、よく分かりませんね。


いや、まあ、それで終わりにするのもあんまりなんで…。
一応、自力で解くつもりでしたし、思考が引きずられるのも嫌で、世間様の状況を見ないことにしていたんですが、さっぱり進まないし、あまり時間もないし、むしろ気付くと職場で考えていて何してんだか、って状況だったので…。まあ、当初は応募とか面倒くさいので、実際に種明かしされる7/2とかまでのんびり考えようか、もし期限までに間に合えば喜ぶ人も居るかなぁ?くらいの時間スケールで考えていたんですが、本業に支障が出るのはちーとまずいなぁ、と。
で、覗いてみたら、ん〜、世間様はアナグラム論が基本になってるんすか…。ん〜、まあ、そうなのかなぁ?というくらいの納得感ですかねぇ。いや、まあ、対案がないので困っては居るんですが…。いえ、素直に認めて楽になればいい、という話もあるんですが…。
まあ、冗談はさておき、読みに関してコメント頂いた段階で、世間様では多分、読み下した状態ベースでの検討ってのが有る程度進んでるんだろうなぁ、とは思っていたんですが…一方で、アナグラムだったら諦めようとも。理由の一つは、そもそも最初読み間違っていたので、そうだとしたら読み間違ってる段階で終了、だったはずなので、ということ。もう一つは、文字数の多過ぎるアナグラムは、普通はそもそも解けないから、ということ。まあ、つまりアレです。アナグラムは可能性考え始めると面倒くさいのでヤダということです。そーゆー意味で、出回っているアナグラムの解を見付けた方には敬意を覚えます。一言で言うと、よくやる。
まあ、人名の可能性はあるかなぁ、とは思ったんですが…ちょっとやる気にはなりませんでしたねぇ。以下、色々考えた無駄な思考の一部。

漢字を書き出した時の画数
12 13  6  8  4
12 12  5  9 12
 7 14  7 18  7 (注釈:ちなみに14→15で間違っていることは検算済みですが、最初こうしていたので)

文字数的に多いし、18が大きいので、平仮名だけでなく句読点部分も抽出して
でねぬらしく、
ぶなきは、
うべきいし、う。

に対して先頭から数字を当てはめていくと、7、12、18が読点に当たるし、文字数減ってなんか意味あるかな?
、うくぶら
、、しな、
、べ、、、

なんか下の方から、
なべしまくらぶ、というわけで、反則王のクラブと言えば柔道部だ!(「ま」なくて「う」余ってるけどな!)…ないない。
でも、鍋島猫美ってひょっとして(文中に)居る?一応、作れるか…。

みたいな感じで…。でも、50文字(音で言うと)近くある中で人名一つランダムで抽出しても、意味無いだろうなぁ、と思ったら、全部を作中の人名だけで抽出するとは…。*1


以下、どーでもいい話が続きます。特に結論も有りません。…まあ、強いて言えば、私は鍋島猫美が好きだ、ということでしょうか。まあ、ウソですが。
いえ、ウソでもないですけど。あの反則王、好きなんですよー。基本的に、変態と変態とあと変態しか居ない*2ような漫画の中で、比較的考え方が共感できる気がするので。まあ、例えばドラゴンボールの中で、共感できるキャラは誰?と言われても、そもそも、人外しか居なくて困るのと同様に、そーゆー楽しみ方をするもんじゃないのかも知れませんが。
詳細は忘れましたが昔、誰かに言われたことが有るんですよ。ゲームかなんかの攻略法とかの話をしていた時に「お前らしいなぁ」って。「なんて言うか、裏技というか、裏側から入るところが」。まあ、多分に呆れられたような感じでしたし、若かりし当時は、少々それに不本意さを感じていましたが、今ならばふんぞり返って誇らしげにした上で、訳の分からない理屈でその正当性を語ってみせるところです。
実際、世の中には色んなルールがあって、そのルールの中で我々は生きているわけです。スポーツのルールでもそうですし、学校の試験などもそうですし、あるいは、もっと身近には法律というルールが有るわけですよね。その中で、裏側から入るというのは、そのルール自体を外側から捉えて、全体像の中から最も効率の良い解を得るということだと思うのです。例えば、テニスというのはラケットでボールを打ち返し合うスポーツだ、だから、ラリー続けるところから練習をするべきだ、という人に対して、いやいや、相手がコートに帰ってこなかったら勝ちなんだから波動球から入ればいいんじゃね?と返すような感じです。これは、前者がテニスというスポーツの先入観にとらわれている一方、後者はルールの裏側まで理解をした上で効率の良い勝ち方を模索した結果と言えるわけです。まあ、実際のテニス知らんので不適切かも知れませんが。苦情は集英社にお願い致します。
イカサマはばれなきゃイカサマじゃない、というのもありますが、同様に、反則だって反則を取られなければ反則じゃないと思うわけです。ただ、一つ間違えてはならないのは、ルール違反をしろ、法律を犯しても構わない、と言っているわけではないのです。ルールはルールなんだから、と思考停止してはいけないと言っているのです。なんのためにそのルールがあって、ルールを破ることのデメリットは何で、破ってくる相手に対する対策はなんなのか…といったことを常に考えて生きたいと思うわけです。
その上で、反則王は、反則王という汚名を背負うことを受け入れて、負けられない、負けたくないという思いを貫く時に貫いているわけですよ。そりゃぁ、反則王などと呼ばれること、卑怯者と思われることによるデメリットも有るでしょう。それでも、自らよりも能力で優れるものと対等に渡り合う生き様には、尊敬の念さえ禁じ得ません…とか言うと持ち上げすぎだし、漫画のキャラ相手に何言ってんの、コイツ?みたいな寒い視線を浴びそうですが…。
さて、では、今回の暗号の話に少し立ち返ると、ここで言う裏技って何よ?という話でして。個人的に思うそれは、制作者の都合を考えるということです。
で、ここで言う制作者の都合とは、暗号文と結果を同時に生み出しているわけじゃないということです。必ず、到達させたい結果があって、それを偽装するための法則を考え、場合によっては法則を何段階か経て、暗号文を作り出すわけです。その道筋は、暗号を解く側とは逆になるわけです。そこで、参考になるのが、あまりに複雑な法則を導入すると、結果から暗号文を生み出すことが非情に困難になるということです。つまり、文章らしい暗号文がたまたまできあがる超難解な法則というのを、たまたま思いつく可能性は、まずあり得ないと。それに加えて、その法則を気付かせる仕掛けがないと、何言ってんのコイツ?になるわけで。まあ、そういうわけで、有る程度単純化された法則で、気付きでわかる系統の何かを期待して考えた訳ですが…答えが思い当たらない。
で、まあ、仮定の話として、今回の答えがアナグラムを経由したものだとしましょう。アナグラム自体は誰もが思いつく法則ですが…これが、非常に制作者フレンドリー、復号者アンフレンドリーな仕様でして。なにせ、制作者は、答えの文字を使うという法則だけに縛られて、無意味な文章を作ればいいのに対して、復号者は無数の可能性の中から正解を導き出す必要がある。制作者が、意味のあるように見える文章を作る場合でも、文字数さえ多ければ割りと楽になるのに対し、復号者にとっては、可能性が膨大に膨れあがるため非常に解きづらくなる。もちろん、文字の入れ替えに明確な法則が有れば解ける可能性もあります。例えば、良くあるケースとして母音と子音を分けて、組み合わせをずらすとか。ただ、この場合、今度は制作者に非常にアンフレンドリーな仕様に早変わり、これで多少でも意味のある文章を作るのは至難でしょう。
巷で言われている、キャラクターの名称を複数混ぜ合わせたアナグラムが、本当の解(に至る道筋)だったとして、それを解き明かした方には、むしろ、それが本当の解でなかったとしてもそういった解に至ったことに、特にその情熱や労力の面で敬意を覚えます。一方で、もし、アナグラムが本当の解(に至る道筋)だった場合、例え、漫画内の人名を用いたとしても、人名だけで構成されている確証の持ちようも無い「この暗号は解けなくても良い」と思うのです。
まあ、あれです。そんなトライアル&エラーが必要な泥臭い解き方が必要な方式ではない、万人があっと驚き、納得するような解が再来週あたりですか?に提示されることに期待してます。という、子供じみた負け惜しみ、というか反則技で幕引きとさせて頂きます。


ところで、実は自然フェードアウトしようかと思っていたんですが「めだか 暗号」でグーグル先生のトップページのリンクの1つに出るのは、恥ずかしすぎるので書きました…。

*1:ちなみに、キャラ名を手元に置くのはちょっと考えたんですが…単行本全部引っ張り出すのは面倒くさい上に、ここ最近のバックナンバーが有る分けじゃないから単行本化前の話はわからない、というか、ここ最近でも読んでない回もあるくらい、そしてそれをググると多分、巷の暗号の考察に先にぶち当たりそうで嫌だ…という理由で断念。

*2:あるいは、綺麗な変態と、汚い変態と、気持ち悪い変態しか居ない、かもしれません。