MH3G:あー、酷い目に遭った…

なんのことかと言いますと、月迅竜ことナルガ亜種です。以前に一度挫折していて、そのウザさ強さは身にしみていますので、結構真面目に準備したんですよ。日向・極に毒無効付けてみたり、大剣のノーザンクロス用意したり(やや微妙でしたが…)。
結果、34分7秒討伐…なんですが、あらゆる回復を使い切りました…。もうねぇ、避けられるかと…。何度、このクソモンスと思ったことか(今でも思ってますが)。というわけで、少し考えてみましょう、何がこいつをクソモンス強モンスターに仕立て上げているのかを。
まず、ステルスの効果ですが…これは、開始時の奇襲ができない程度でそんなに問題では無いです。前回も書きましたが、どちらに向かって飛んだかは分かるのでおおよその位置が予想でき、そこに砂埃が立って確定。その後姿を現すまでの一瞬の間、どちらの方向を向いているかが分かるまでにタイムラグが生じますが、ソロの場合、概ね誰を狙っているか予想できるので(そしてその大半は自分なので)位置が分かるだけで有る程度の対処は可能でしょう。まあ、それでも、避けれるか、んなもん!ふざけんな!と思うようなタイミングで突っ込んでくることは往々にして有るわけですが…これは普通のナルガでもそうなので…。
次、尻尾からの棘。これが一番鬱陶しい。溜めが必要で、一定回数の使用や一定時間で効果が無くなるのは分かりますが…そもそもしょっちゅう溜める以上、なんか大半の時間は溜まっている気がするレベルです。
で、近距離では、かなり躱しづらい。例えば、自分を狙った尻尾びたーんを、前転で避けた直後、時間差で飛んできた棘に吹っ飛ばされて反撃のタイミングを失うとか基本ですよね。比較的まともにダメージの通る尻尾や脚を狙える数少ないチャンスのはずなのに、それを潰されてイラッとする感じです。遠くでもあまり油断できなくて、離れすぎると弾の出所が見えなくて、結局有る程度近付いてからアドリブで避ける感じになるし、弾を良く見すぎると逆にそこに突っ込んでしまうダメなシューターのようなことをやってしまったり。遠距離で喰らって吹っ飛ばされて起き上がったら遠くでまた溜めてるとか見ると、そのうち怒りを通り越して脱力感を覚え始めます。
で、喰らった場合、毒無効を付けていないと回復の手間が1手余分にかかり、余分に体力を削られる。毒無効を付けていても、吹っ飛ばされる効果が鬱陶しいし、ダメージは比較的小さいが、大きめのダメージの後の赤ゲージの回復中に貰って赤ゲージが台無しになることも。大剣の場合、反動無しでガードできるのでサクッとガードするのが結局のところ正解ということなんですかねぇ。ガードできない武器に比べれうよほど恵まれているのかも知れませんが…斬れ味も落ちるし抜刀状態になり反撃できないのは変わりないので有り難いとはあまり思えないんですよねぇ(それでも一応斬れ味対策の日向・極とノーザンクロスなんですが…)。
最後に、頭部の堅さ。これも、かなり問題で、ダメージを与えられる頻度がかなり下がっています。元々、ナルガの場合、尻尾より頭の方が比較的狙いやすいモンスターで、尻尾切りが終わった後は、尻尾でのなぎ払いの直後、飛びかかりから回転への派生の直後、棘を飛ばしてきた直後などに頭を狙うことが多いわけです…。これが、非怒り状態だと斬れ味白でも弾かれる、怒り状態でもダメージは期待できないとなると一体、何時攻撃をしろと?というレベルで…。ブレードは当然弾かれますし、そうなると、ブレードの内側の腕の部分くらいしか弾かれずに攻撃できないし、攻撃できても弱点部位でもないし…。斬れ味紫を維持すると、弾かれる心配は大分軽減されるんですが…ダメージが通らないのはあんまり変わらないのですよねぇ(それでも攻撃すると弾かれてヤバイ、よりは数段良いので斬れ味紫の武器の方がオススメです)。積極的に音爆弾を投げて怒り状態を持続させる…という対策も考えられますが、速度上昇と被弾時のリスクを考えると…。
なので、極力回り込みたいのですが、基本的に相手の方が素早いモンスターのため、相手の動きに合わせて攻撃する感じにどうしてもなりがちで、それもそう容易くはない。それでいて、前述の通り尻尾の棘を溜められると攻撃できるチャンスが、阻害されやすいし。身体の下に潜り込んで強引に攻撃しようとしても、こいつの場合尻尾びたーんで迎撃されるのと、普通の前方移動に身体の下まで当たり判定があって、普通に吹っ飛ばされるので、それはそれで微妙…。
まあ、そんな感じで…総括すると、超ウザイってところでしょうか。


対策案。比較的相性の良さそうな武器種別というと、ガードができる面でランス、ガンス、大剣、片手剣でしょうか。棘がガードできるだけで大分安定しやすいと思います。他の武器の相性が特別悪いとは思いませんが、何らかの対策無しでは、双剣や太刀で行きたいとはあまり思いません。
スキル面での対策案としてはまず、毒無効。何はともあれ、完全に回避するのは難しいので、有った方が絶対に良いスキルでしょう(上位スキルに護法とかありますがナルガ希少種防具なので…)。それ以外で代用するなら…回避性能でしょうか。棘のタイムラグなどが問題になりやすい気がしますので。あとは、走り回ったりで、いざ回避やガードをしようとした際にスタミナが足りないことがあるので、ランナー、気力急速回復、体術などのスタミナ関連スキルが有ると便利かも。
ランス、ガンスの場合、実際に使っていないので分かりませんが、ガード性能系と高い斬れ味または心眼は欲しいところでしょうか。相手から寄ってきてくれるナルガは待ち受けて攻撃するだけで良いので相性が良い、とは知り合いの談ですがどうでしょうね。寄ってくる=頭がこちらに向くなので、ダメージ効率に不安が残りますね。肉質の問題を考えると砲撃の分、ガンスが戦いやすいのでしょうか?
大剣などの場合、連続飛びかかりの後、溜まってない時の尻尾びたーんや尻尾なぎ払いの後なんかには比較的攻撃が当てられるので、その辺を狙っていく感じですかねぇ。


まあ、結局のところ、コツは、ナルガ希少種はそういうものと諦めてあまりイライラしないで、丁寧に避けてコツコツダメージを積んでいくことなんでしょうけど…あんまり、経験を積むことで劇的に上手く狩れるようになる気がしないんですよねぇ。何時まで経っても、このクソモンスって言ってそう。