海外出張(ニューオーリンズ):1日目

昼前の便で成田を出発。今回の目的地はニューオーリンズ

ワシントンD.C.ダレス国際空港

まずは、中継地点であるワシントンD.C.ダレス空港へ。
飛行機の旅は、まあ快適。食事中などにもあまり揺れませんでしたし、窓際だったこともあって割すとよく眠れました。さらに前の席が、外国人の2〜3才くらいの幼女で、リクライニングもされなかったのでさらに快適。子供の難点として、時として泣くことが挙げられますが、そういったこともなく。
あと気づいたのは、どうも、大学生の団体旅行が入っていたらしくて、その関連の方々が多かったですかね。おかげで、日本人比率が妙に高かったです。ちなみに、ワシントンD.C.でトランジットしない方に並ばれていたので、周辺の観光なんでしょうか。まあ、どうでもいいことですが。
ダレス空港の到着は定刻前に到着。入国審査は、乗り継ぎする者だけで分かれていたため、人数は少なめでした。早めに降りたのでさっさと前の方で入国審査を済ませれば良いものを、トイレに行って結局最後尾近くに。まあ、乗り継ぎのフライトまでの時間の余裕があるスケジュールになっていましたので、気にしないで、ラノベでも読んでいることに。
入国審査を終え、荷物の受け取り、セキュリティチェックまで一連の流れを終え、出てきたゲートはゲートC。目的地がゲートAだったので、電車で移動することに。ワシントンD.C.は初めてでしたので、セキュリティチェックを終えた、後に、ゲート間を電車で移動する仕組みは、結構変わっているなぁ、という印象を受けました。


ゲートを確認した後に、少し早めの昼食にすることに。お店は、色々ありましたが、開放的な雰囲気が漂うピザ屋に。とりあえず、おいしそうだったので、ピザ生地で具材を巻いた、パンのようなものを頼みました。あと、ダイエットペプシ
パンのようなやつは、中の具材として、チキンとチーズが少しのトマトソースと共に焼き固められたようにして入っておりました。チーズは糸を引くような感じではなく、チキンにまぶされてもこもことした食感を生んでおり、食べやすかったです。さらに、トマトソースがついてきて、パンの方をまぶして食べると中々に旨かったです。ちなみに、値段はパンが5.49、ダイエットペプシが2.09で、税込み7.96ドル。結構、おなかにも溜まりましたし、こっちにしては、まあまあリーズナブル?円高の影響でそう思うだけかも知れませんが…。


で、ゲートに戻り、待つこと1時間。すると、アナウンスが入り…どうやら、前の便が来るのが送れていて、出発が遅れるらしい。とゆーか、前の便の到着予定時刻が、出発予定時刻より後で、その後、準備して出発するまでに何分かかるから、みたいな説明が入り、軽く30分から1時間は遅れそうな雰囲気でした。結局、その後も何度かアナウンスがあり、別に飛んでくれそうな機を探しているとかいう話もあり。機を探すとかそんなことできるのか?とか思っていましたが、小型機だったため、その辺の融通は利くのかもしれません。あまり気にしていませんでしたから、結局どうなったのかは解りませんが…。
その後、遊んでいたら、搭乗開始していましたので、あわてて乗り込み。今回、搭乗した機は、今まで乗った中で一番小さい航空機だった気も。乗客100名に満たない程度でしたし。流石にプロペラ機ではないですが。
オーバーヘッドコンパートメントの容量が少ないので大きな手荷物には係員がタグ付けて、貨物室に入れるという、おきまりのアナウンスが聞こえてきたのですが、今回は本当にタグを付けられました。さらに、小型機のため、ゲートをくぐると、下り階段となっており、そのまま外に出てから、航空機に据え付けられた移動式の階段を上って機内にあがる方式になっていました。外、つまり滑走路にそのまま出ているわけですが、では、タグを付けられた荷物を置いていくように指示されており、その光景は、なんというか、夜行バスの荷物積み込みみたいな雰囲気が…。機の規模から行っても実際、それに近いものなのかも知れませんが。
ちなみに、小型機だから機敏なのか、はたまた、小型機で地面までが近かったりするからそう感じるだけなのかは解りませんが、陸上での移動が早かったり、上空での旋回が急だったりと、ちょっと感覚が違って面白かったです。

ニューオーリンズ

到着すると、そこは別世界でした。20度越えてます。上着いりません。多少湿度も高いらしく、じっとりと汗ばむ陽気でした。あのー、末とはいえ、2月なんですけどー…。
ワシントンからの旅は2時間30分でしたが、1時間ある時差の関係で、時間としては1時間30分ほどに換算され、昼過ぎに空港に降り立ちました。
航空機内や、乗った乗り合いバスの運転手の説明によると、ニューオーリンズは蛇行して流れるミシシッピ川沿岸にできた街で、その蛇行した川の形状から三日月状の形状がシンボルにもなっているとか。海岸からは100kmほどあるそうですが、逆に殆どの土地が海抜0m以下の地域となっており、大きな堤防で囲われているそうです。さらに、街の中を運河が走り、雨を排出するために何十カ所もポンプ用の施設があるとか。ただ、そのような日本で言う輪中のような特殊な地形であるため、2005年8月にこの地を襲ったハリケーンカトリーナの被害は相当だったらしく。
それから、地図を見ると解りますが、川のほかに、周囲には多くの湖もあり、さらにここより先の沿岸部分は、多くの湾で構成された独特の形状をしているようです。航空機の中からは街の北側にあるポンチャートレーン湖が見え、その湖を縦断する自動車道が見えるまではメキシコ湾に出たのかと思いました。
街としては、米国の中では珍しく観光スポットが多い街らしいです。特にジャズ関連が有名らしいですね。食事も海産物関連のレストランが有名らしいです。一方で、街としては前述のハリケーンカトリーナの影響により、大分人口流出があったようで、以前の状態ほどには復興していないという話も。特に、一度流出した労働者は、2-3年のうちに余所の地で生活の基盤が確立され、街の整備が進んでも全員が戻ってくることは無かったため、などと話されていました。
それから、今週末および来週あたりからマルディ・グラというカトリック系のお祭りが始まるそうで。そのための、労働力が不足しており、街として労働者を求めているそうです。特に、外部からも多く観光客が訪れるお祭りで、外部から総計150万人ほどが見込まれているとか。ところが、現在はそれだけの人間を収容するだけの宿泊施設も足りないため、日帰り客も多いらしいです。ちなみに、この規模は、ハリケーン以降では最大規模となる見込みなのですが、ハリケーン以前は最大300万人が集まったそうで、そういう意味で、ハリケーンの残した爪痕は深いようです。