ISとか

しばらくあまり話題にしていなかったラノベ関連。一時期に比べると大分ペースが落ちているのですが、細々と読んでたりします。

ソードアート・オンライン4巻まで

アクセルワールドの作者さんがかつて書かれていたweb小説だとかいう話ですが…。中々面白かったですし、今も継続中。5巻に少し手を出したところで止まっています。
ぶっちゃけ、オンラインゲームに大きくハマった経験はモンハンと武装神姫バトルロンドくらいなもので。大型MMORPGは悉くスルーして来ましたので、微妙に理解しきれていない部分がありました(特に、作中で結構何度も強調される、結局MMORPGとはリソースの奪い合いである、ということとか、頭では分かっても体験が無いので実感が湧かない)。まあ、時間のリソースが限られている人間では勝負になりませんし。修練で勝てる可能性のある勝負に己の未熟さ故に負けるのは構いませんが、時間で追いつけないというのはあまり楽しいモノではありませんから、多分今後もMMORPGは積極的にやることはないと思います。
類似の作品としましては、20年近く前の作品ですがクリスクロスを思い出しますね。あれは当時にしてあの作品が描けたというだけで尊敬の念を禁じ得ませんでしたし、今でも傑作だったと思います。まあ、類似系の多いジャンルではありますが(攻殻機動隊とかBaldrForceとか)…このソードアートオンラインの仮想世界というのは、私自身が描く理想の一つの形とも一致しますので、中々興味深かったですね。ネットワークに繋がって、VRにより一歩も家を出なくても世界中を擬似的に体験できるような環境、ひきこもり万歳!みたいな。
余談ですが、個人的には、こういう仮想世界を実現する場合に課題となる要素は3つだと思っているわけで。1つはをいかに情報を処理して世界を描くかというコンピューティングの要素。1つは人の神経とどうやって接続し、人が実行したいアウトプットを受け取るか、人にどうやって情報を入力してやるか、といったマンマシンインタフェースの要素。そして最後に、多人数を1つの世界に結びつけるオンラインという部分を支えているネットワークという要素。なので、私自身は、この3つの要素のうち、最後のネットワークを仕事にしてるわけです。その中でも、人の感覚情報なんかを全部まとめて送受信しようとするなら、低遅延で大容量な伝送が必須ですので、絶対に有線ネットワークしかない!と。いえ、無線通信を否定する気はないんですけどね。私の実現したいモノとは用途が違うというだけで。低遅延大容量とか言い出すと、どうあがいても無線では有線に勝てませんから…。ひきこもりには移動体通信なんて過ぎたものは必要ないのですよ!そもそも外出したく無いんですから!
閑話休題。まあ、あれです。穿った見方をすると、コミュ障の主人公でも、MMOのトッププレーヤーで居続けたらモテる、という、そういう希望あふれるお話です。これを読んで、MMORPGでリアル嫁ゲットなどを目指して頑張ってみては如何でしょうか。

IS<インフィニット・ストラトス>

最近で言いますと、IS<インフィニット・ストラトス>読んでます。6巻まで購入済みで、4巻まで読みました。流れとしては、PT2導入→試しにアニメ録画→IS?なんだこれ?→1話オープニングのメカアクションかっこよくてハマる。
アニメは、作画はちーっと微妙ですが、概ね原作に忠実で、雰囲気は良く出てる気がします。ヒロインが落ちる度に、エンディングで走ってる人数が増えていく演出も(手抜き感は有りますが)中々面白いかな。多分、3巻の終了くらいまでの話になるんですかねぇ?1話のオープニングのあれって、多分「福音」でしょうし。そうだとすると、シャルやラウラはデレたら、もうラスト、みたいな感じですかねぇ。ちょっと勿体ないですし、第2期とかは期待したい気もします。
小説の方は、ラウラ、かわいいよ、ラウラ。あれはクーデレなのか素直クールなのか…ちょっと専門用語過ぎて私には分かりかねますが。あとは雰囲気的にはセシリアが好きかなぁ。共通項を見てみると…ああ、そうか、世間知らずのマイペースが好きなのかも知れない。嫁としての理想はシャルだと思いますが。
どうでもいい話ですが、インフィニット・ストラトスのゲーム化とか夢想すると、クソゲーの恐怖しか思いつかないですにゃぁ。タイプ的には連ジとかのイメージですかねぇ?とはいえ、ああいうゲームで主人公機が近接格闘オンリーとかだと、初心者お断りになり、あまりに余りだしにゃぁ。一方で、そこを大味なバランスで主人公最強にするとゲームが崩壊するし。それと比べて、まだバランス的に成立しそうなのは2D格闘ですが…ISみたいな半ロボットもので今更2D格闘もしょっぱいしなぁ。

バカとテストと召喚獣9巻

後は、バカテスはさっき最新巻読み終わりました。9巻でしたっけ?イマイチ姫路さん覚醒に至る過程を忘れてしまってました。そーいや、同棲してることになってたんだっけか〜、という感じで。ぶっちゃけ、こういう長いシリーズは、有る程度の巻数を一気に読んでいる時は、色々情報が新鮮で楽しいのですが、最新刊に追いついてしまうと忘れてしまう情報が多くなるのですよねぇ。そういう意味では、にわかと後ろ指指されようとも、人気出て巻数溜まってから一気に読んだ方が楽しかったりします。
内容に関しては、相変わらず格好良いですね。言い方は悪いですが、あらすじだけなぞれば大して盛り上がるほどのネタでも無い、と言ってしまえる程度の戦略、戦術、展開でも、描き方が熱くて格好良いのですよ。イメージで言うとキャプ翼2(FC)の松山君のイーグルショット。ここだ、ここで決めるんだ!というやつ。エリア外からアレを決めると、なんか盛り上がる。

読んだけど…

ちょっと微妙だったモノも含めて。
これはゾンビですか?6巻は読みましたが7巻は積まれています。6巻は短編集だったので、ん〜、微妙。
藍坂素敵な症候群3は、事実上、打ち切りですかねぇ。作者ももうちっとやりたいネタがあったと述べられていましたし…ん〜。ただ、ちーっと内容が微妙だった感はあります。ダークと言うほどダークでもないけど、フェティズムをネタにしているので、やはり多少の気持ち悪さが同居する部分もあり…。一方、バトルとしても微妙だし…。いや、嫌いじゃなかったですけどね。少々惜しまれます。
放課後ランダムダンジョン。最後の最後当たりまで読んでますが…なんか、終わりに到達しません。なんというか、中二病邪気眼、みたいな言葉を思い浮かべますね。ローグライクなダンジョン探索型ゲームを彷彿とさせるネタで、プロットもそれなりに丁寧なんですが…あまり設定が生きていない気がします。

購入したけど…

進んでないのもいくつか。
神さまの居ない日曜日の3巻。1巻は良かったのですが、個人的に2巻が微妙で迎えた3巻目。ん〜、やっぱり主人公が少女というのは燃えません。
なれるSE3。まだ読んでません。きっと読みます。
彼女の運命ゲーム系。えっと、割と早い段階で止まっています。挿絵でひょっとしてと思ったのですが、赤の9番【隷従】の作者さんでした…。絵描きさんは違っていますが、むしろ作中で表現されていた、低血圧バニーこと運命測定器のイメージが良く出ていたので、ひょっとしてと…。赤の9番についてはd:id:hottowel:20100307辺りを参照…個人的にはかなり残念でしたので…。世界観に関しては共通して居るんですかね?ゲームの内容自体は以前の微妙なルーレットの内容とは変わっているみたいですが。殆ど読んでいませんのであまりコメント出来ません。
RPG W(・∀・)RLD、最新刊…って何巻だっけ?6?7?とりあえず6までは読んだみたいです。7は積まれてます。
あとは、ラジーンコードとか、ベントーとか、他にも色々読んでみようかと思い買ったのですが、積まれたまま埋もれてしまいましたね。

ラノベ読むとき〜

ところで、皆様におかれましては、ラノベ…に限らず小説全般は、どういった状況で読まれるのでしょう?
私の場合、普段は自室で机の前で、あるいはベッドの中で一気に読み切ることが多いです。これは、仕事の後、さらには翌日も平日の場合も例外ではなくて…スイッチが入ると時間に関係なく読み進め、気付いたら朝刊を配達する音が聞こえたり、外が明るいということも。
逆に定番のイメージですが割と進まないのが電車の中。かつてはそれなりの通学・通勤時間を要していた時期もあったため、良く電車の中でも読んでいました。しかし、電車の中で読んでいると中々消化が進まないことも多く、ぐだぐだ読んでいるとどこまで読んだか忘れてたり、前後のつながりが分からなくなっていたりとか…。そういう本はカバンの中に何時までも入っているので、カバー含めボロボロになりやすかったり。で、途中で面白くなると帰宅して一気に読み切るという…。
まあ、しかし、それでも電車の中で本を広げるのはいつものことでしたし、今も大抵はラノベの5冊や6冊はカバンの中に入っています。さらに発売日に何冊かまとめて買うと合計で10冊超えていたこともありますが…別に普通ですよね?同僚には多すぎると言われたことがあるのですが…1冊目を読み終わってしまって他に本が無かったら、しまった、って感じになるし、1冊目を読み終わったら2冊目を読みたくなるじゃない、2冊目が終わったら3冊目が…。さらには、気分によっては、読み始めたけど、イマイチ気乗りせず、やっぱりこっちにしよう、と思うこともありしますから、複数の選択肢が有った方が良いですし。加えて、読み終わって出し忘れたままのものも含めたら5、6冊は普通、と主張しました。同意は得られませんでしたが。
そうして、通勤が徒歩圏内になっても、常日頃からカバンにも忍ばせているラノベ群ですが、徹夜してるときの休憩中や出張中の電車の中、さらには出張先のロビーでコンビニ飯食べてる時とかにまで読んでます。厳密には就業規則違反な気もしますが、まあ、あれだ、きっとそういう中で生まれるアイデアも有るのですよ。
で、さらに新しいシチュエーションが「他社との合同実験で、自分に関係ない理由でとらぶってる間の待ち時間に、その実験室の隅で1冊半読みあげました」というもの。合同実験の場だから下手に自社の仕事も出来ないし、自分の担当内容が問題では無いなので特に手伝えることはないし、むしろ、さっさと終えて返って自社で積もった業務をこなしたいのに、離れるわけにも行かない云時間、ということで静かに読書にいそしんでいたんですが…。ちなみに、とある先輩に言わせると「社の恥」だそうです…。官能小説読んでるよりはマシじゃないですか?と言ったのですが「五十歩百歩」と断じられました。合掌。