ラスベガス:風邪引き…

今回の出張先はラスベガス。そこで、行われている会議に参加しています。
ラスベガスですが、砂漠の真ん中に作られた人工の街だけあって、乾燥しています。で、風邪が順調に悪化しています。どうも熱がぶり返しているようです。体調がとても悪いです。会議が明日(こちらの金曜日)の昼まで(帰国は明後日)なのが、せめてもの救いかもしれません。


しかし、ラスベガスというのは不思議な街ですねぇ…。「ラスベガスはギャンブルの街」というのは、言葉の上では知ってはおりましたし、そこら中にカジノがあって、スロットマシーンが空港のゲートの周辺にまで存在しているとか、話や写真では見聞きしておりました。しかし、実際に来てみると、その独特の雰囲気に圧倒されます。上手く伝わるか、自信はありませんが、思ったことをなんとなく、書き綴ってみますか。

虚構の街

一番最初に感じたと言うか、引いたのがこれですかね。ホテルで言えば、偽のエッフェル塔が立ち、偽のベネチアがあり、偽の宝島があり、果てには蜃気楼と言う名を冠しているものまで。南国風の街路はしかしながら、自然に生えているわけも無く。そもそも、巷にあふれ返っている人間からして、大半は観光客で、観光産業を支える少数の住人が居るのみなわけで…。なので、悪く言えば、偽物っぽさが漂うとも言えますし、よく言えば、非日常的、ファンタジーが存在しているとでも言いますか。

不思議なほど治安がいい

よくわかりませんが夜中に出歩けるほどに治安がいいです。観光の街で、いわゆる住民と観光客の居る区域が明確に分かれているからなんですかね?昼間は観光に出かけ、夜はカジノで明け方まで楽しむ、みたいな感じなんですかねぇ。当然治安が良くなければ、カジノで楽しむなんてとても無理でしょうから、治安を維持するための努力が存在しているのは間違いないのでしょうけど…その方法とかが気になりますね。
もうひとつ、治安というのには語弊があるかもしれませんが…客のほうも荒れているようなことを見かけないというのが印象的です。日本のパチンコ屋なんかだと、出てくる客とは(そもそも出入りしている段階でアレだが)極力お近づきになりたくないものですが、ここではそういう荒んだ印象を受けないのですよね。いや、これだけの施設を維持するためには、相当客から巻き上げているのは確実なわけで…それでいて、それを不満に思わせない、むしろ、またお金を貯めて、また来るぞ、と夢を見させるそういう何かがあるのでしょうね…。