世界樹の迷宮3:上の補足

ちょっとだけ、追加で書いておこうかと。
実は検証する際に丁度シノビのSTRが30、ゾディアックのSTRが20とキリが良かったので両者に苦無持たせて殴り比べてみていました。で、そのときの最終ダメージの差がほぼ1.2倍となっていました。これは、(30+STR)をダメージの係数としていると考えた場合に合致する。んで、シノビのSTRを30から鍛冶で33に伸ばした時のダメージの増加がこの計算だと5%程度になるはずで、計測値の4%とは多少差が有りますが、案外その辺なのかなぁ、と*1。少なくとも、前作よりはSTRのダメージへの影響が小さめ?かもしれません。あと、今回の攻撃力、防御力は明らかにSTRやVITの影響を受けて、掛け算のような関係で導出されていますので、今回は実体攻撃力、防御力に即しているのかも知れません*2


あと、検証環境に関して。検証に使ったのはシノビレベル40、ゾディアックレベル40、引退経験は無し。殴り対象として用いたのは1Fのかみつき魚とオオヤマネコ(序盤は耐性が無い可能性が高い、あとオオヤマネコは火が弱点と分かっていたので)。
で、正直に言うと、横着したので自分自身でもツッコミどころが満載になっています。例えば、シノビが既に特異点定理Lv1を取得してしまっていたので特異点定理を持たない場合の弱点属性の検証をしていない(ゾディアックのLv5との比較はした)とか。シノビが短剣マスタリーLv1を覚えているので、厳密にはその影響を考慮しないといけないのだけど、物理にのみかかるのか属性にもかかるのかがわからないとか。むしろ正しくはマスタリー無しで比較してマスタリー無しの場合の結論を得てから、マスタリーの効果が分かりやすいように、Lv0の場合、Lv5の場合、Lv10の場合という風に比較することが肝要なわけで…。でまあ、そういった細かい不備があることを自覚した上で、書いておりますので、曖昧にならざるを得ないのです。


それから、調査過程の考察・推論を以下に少し置いておきます。こういう文章書いていると仕事みたいだなぁ。仕事みたいにちゃんと推敲はしてませんので、概ね思考垂れ流しですが。
同じ条件の斬り属性攻撃のかみつき魚とオオヤマネコに対する効果の差は1.47倍となった。一方、氷・雷の属性攻撃の差は1.2倍となった。これはダメージの計算式が両者で異なるからなのかモンスターにも属性防御力が別途存在するからか?炎の場合オオヤマネコが弱点としているが、こちらは氷・雷の効果の1.5倍(に特異点定理の1.5倍で最終ダメージは2.25倍)があった。かみつき魚については3色でダメージに違いは見られなかった。これよりかみつき魚の耐性は全てが1.0倍、オオヤマネコが炎1.5倍、それ以外が1.0倍と仮定した*3。ところが、そうすると、属性ダメージの効果の見積もりに再考が必要になった。というのは、かみつき魚の受けるダメージが属性0〜3スロットでそれぞれ、1.0倍、1.1倍、1.19倍、1.29倍と増えたのに対して、オオヤマネコが炎属性を付加した場合に受けた最終ダメージから特異点定理の分を除いたモノは1.12倍、1.27倍、1.42倍と増加したのである。属性ダメージの上乗せが攻撃力に対して1スロット当たり10%だと仮定して、その上乗せが1.5倍効くとすると、1.15、1.30、1.45が期待されるわけで、実際にはその数字をやや下回っている。もちろん、試行回数が圧倒的に足りていないし、分散とかのパラメータも考慮していないので信憑性も示せない訳なんだが…。そこで、先の物理ダメージと属性ダメージについてのかみつき魚とオオヤマネコの間のダメージ倍率の違いが思い出される。つまり属性ダメージは物理ダメージとは異なるパラメータや計算式が用いられている可能性が高い、と。しかし、この違いについてより詳細に調べようとすると、属性ダメージに適用される防御力やその計算式の違いを解き明かす必要が出てくるわけで…。流れとしては、モンスター図鑑において表示されている防御力のパラメータの効果を解き明かしてから、属性ダメージの撃ち分けにより、計算式そのものと属性防御と耐性を推測と検証により求める…とゆー、とほーもない作業になってくるので。で、多分誰も得しない(私の知的好奇心は満たされますが)ですので、まあ、概ね10%分の属性ダメージ上乗せってことで良いんじゃない?とゆーことにしておこうかと。
とりあえず、暇と気力が有れば、別の武器使ったり、もうちょっと堅い相手にも属性色々振って実験してみようとは思ってます。

*1:これをきちんと調べるなら当然STRのバリエーションをもっと用意して、武器も変えつつ殴りわけが必要なわけですのであくまで参考

*2:以前少し書きましたが、前作では単なる合計が示されていて、あくまで参照値みたいなものだった。それに対する批判(?)を受けて、内部的に使われる値を見せるようになったんですかねぇ?

*3:厳密に調査するには特異点定理が反応する弱点と、各種ダメージを比較して、ダメージ計算式を確定させていく必要が出てくる訳だが、流石にそこまで暇ではないので…