BaldrSky3周目

とりあえず、一通りクリアしました。サバイバルもようやく出ました。ルート回収は、まだ終わっていませんが。タイトルは分かりやすく3周目としましたが、周回自体は7周、エンディングは6種類確認しました。とりあえず、エンディングはあと2つ未回収。ああ、そう言えば、バッドエンドらしき分岐も未回収ですかね。


とりあえず、直接ネタバレしない範囲での感想。素直に面白かったと言える出来、かと。まず、良かったのはシナリオ面ですね。伏線の貼り方は、これでもか、というくらいにしつこいですが、先が気になるため続けてプレーしたいと思わせてくれます。舞台が荒廃した未来であり、全体的な雰囲気がやや暗くForce以上に全体的に不幸な人間が多いです。一方で、過去の思い出の世界は対極的に明るく希望に満ちているわけで、それが余計に喪失感を強く演出しているように感じました。まあ、とはいえ、人を選ぶというものではなく、よほどストレス耐性とかが無い人間でも無ければ、素直に楽しめる内容何じゃないかと思うわけです。
分量的にはForceの半分強と言った程度ですが、そもそもForce自体がやたらと長いですので、分けた判断は悪くないと思えます。このまま、後編まで有ったとしたならば、未回収ルートを回収することなく、後半のシナリオに突入していたでしょうし、一方で100時間を超えた頃に中だるみしそうでも有りますから。
アクション面は、多少の改良や追加操作はありますが、基本的には以前から大きく変わっているものではありませんね。少なくとも、格ゲーなどで見られるゲーム性を根本から変えてしまう新システム、というほどのインパクトのあるものは無いかと。そう言う意味では、良くも悪くも安定して楽しめるゲームですね。Forceで強いと感じていた一部の武装が弱体化したり削られていたりしますが、やはり、強すぎたという判断なのでしょうか*1。追加パッチやDrive2で復活とか…まあ、無いですかねぇ。あと、戦闘の難易度と武器の成長のバランスに関しては、やや疑問も残る部分はありますが。
サバイバルモードに関しては未プレーです。今回は、サバイバルでの武器の成長が無く、最初から本編で育てた状態でスタートするらしいですね。以前は、再度育てる必要があって、さらに本編での状態までしか育たないという仕様だったわけですが、あれが結構ダルくて…。序盤から雑魚1機残して延々素振りしてましたからねぇ。それが無くなったのは素直に歓迎できるかも知れません、まだプレーしてないから分かりませんが。プレーしない理由は、未だにマスターした武装で納得のいくものが組めていないからですね。ちなみに、Forceでは憐のリバイアサン×2で挫折しました。憐+社長はまだ何とかなったのですが…。今回は何が出てくるのやら。
さて、以下ネタバレ。

千夏のESの中で見た夢の話が素敵ですね。最初2つがレイン編、菜ノ葉編の千夏の最期ですので、となるとあと2つがこの先の予告なのでしょう。そして、その4つ目が灰色のクリスマスで甲が死んだ未来、というのを見て、ちょっと鳥肌が立ちました。これが、真編なんでしょうかねぇ?
千夏エンドに関しては、普通にクローニングで肉体を取り戻したのですか…。長官も失脚というか、自殺して責任を取ったりしている中で、一人だけ破格の待遇というのも微妙な…。また、離別エンドにも到達しましたので、そちらと対比して見ても少々納得のいかないものが有りますね。そして、制作陣はなんか妙にロリコンに思い入れがあるんでしょうか…別に良いですけど…。
ああ、そうそう、そう言えば方舟計画とかワイヤードゴーストとかって、エースコンバット3を思い出しますね。Forceの憐は自発的でもなく、事故と特殊チップにより偶発的に生まれた存在でしたので、そういう印象も無かったのですが、肉体を捨てて集団で電子生命体にというのは、エーコン3を思い出します。SFの世界ではもっと昔からある古典的なネタなのかも知れませんが。
さて、Forceでは出番のなかったバルドルシステムですが、どう絡んでくるのですかねぇ。

*1:ブーストアッパーが垂直に飛ぶようになったことや、ホーミングミサイル、シールドなどが無くなったこと