続・最近気になるもの

先日は、まずは、と言いながら1つのネタで終わってました。別のネタも考えていたのですが、徹夜の合間に書くには分量が多くなりすぎて、修正も加筆もせずに放置してしまった次第です。とまあ、私の方は相変わらずなかなかのダメっぷりを発揮しておりますが、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。

[マーケティング・ゼロ]第50回:まだテレビCMを打とうと思っているのですか、部長さん?

前回の日記の後に拝見したCMに関する記事があったので、まずはこちらから。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20081204/179177/
広報的なマーケティングとは縁が遠いため、こちらのコラムはあまり拝見している頻度は高くないのですが、今回は必読にも取り上げられていたほか、タイトルからして関係ありそうな内容だったので。
私自身は、前回も書きましたように、テレビを全く見なくなっております。寮も出た今、せいぜい食堂などに備え付けられているテレビを見るくらいでしょうか。なので、テレビCMの内容については言及するつもりは全くありませんでした。
そんな中、こちらの記事では、昨今のテレビCMの変化などに言及されているという点で参考になりました。そして、実際にテレビCMの効果自体が限定的、というか安易な商品広告で商品が売れなくなってきているという認識が企業に既にあると、マーケティングの専門家の言及されていること、これはかなり信頼できる話なのではないかと感じております。
以下、前回の補足。前回は、消費が進まないからCMも機能しなくなってるんじゃないか?という機能しなくなっている理由に関する話に流れていった感じです。一方で、テレビという情報媒体の有用性に関して言うと、見ないと言っている人間が言うのもなんですが、特に報道の観点で衰退して貰っては困ると思っております。自分自身は直接見ないとしても、速報性の高い報道用のメディアとしてはやはり優秀なためです。その(私にとっての存在意義と言っても過言ではない)報道のための予算が削減されるのではないか、削減の兆候が見られると言う点で前回の記事はかなり危機感を覚えました。各種新聞社の掲載するネット上の速報記事などもありますし、実際殆どそういう情報媒体のみで生きておりますが、情報源を維持するための報道予算の一部はやはりテレビ局が出しているわけですから。
私自身は、インターネットの発展を通じて各種報道に対して多くの人間が複数の情報を監視・共有し、それに関する分析や個々の知見を照らし合わせることで、個人では看過が難しかった間違いや恣意的な内容への批判が行われるようになったと考えています。これは非常に有益なことで、それによって、報道に対する監査みたいなものが効くようになることは、マスメディアの煽動的となりえる問題点を緩和することが可能だと考えております。まあ、報道側にしてみれば、今まで大衆の弁を代表してきた自分たちに楯突く少数不穏分子などと、依然として考えているのでしょうが…。某所にしても、場所によって層に偏りはあるにしても、多くの人が集まる場所では、思いの外まっとうな、というか、平均的な意見に落ち着いていると感じるのですよね。まあ、それは置いておいて。そういう、監査的な役割を担うのに向いている考えているネットですが、それも報道という1次情報源が多数あってこそなんですよね…。
ニュースの、そして中でも映像の示す事実というものは(それに付随する知見がスコア:-1, 余計なもの、であったとしても)情報のソースとして、信頼と速報性が高く、現状でそれを超える報道向けメディアは存在していないと思っております。つまり、テレビの報道の質の低下というのは、外部を見るための眼が機能不全に陥りつつあるといっても過言ではないと思うのです。いや、まあ、「まだだ!まだ、メインカメラがやられただけだ!」と言い張っても良いですけど、無いよりはあった方がずっと良いと思いますしね…。

他のネタ

他のネタとして麻生首相批判(とても楽だけど、あまり政治ネタというか、支持政党ネタとかに踏み込むのは避けたい)、定額給付金(数字見てる限りでは多数派意見だし特に他に言えることもない)、裁判員制度(そう言えば「裁判員候補者選出のお知らせなんて来てないんだから、勘違いしないでよね!」と言ったらどうなるんだろう?)、某元官僚襲撃(人命関係なので慎重に、と思っていたらオチがあまりにあまりで)などを考えていたりいなかったりだったのですが…どれも、ネタにするには微妙だったり、特に主張が無かったりで、あまり気乗りがしないんですよね。というわけで、一度保留。夜中までにネタを決めて追記したいですね。