3月大型アップデートについて 距離適性編

結構変わってるっぽいです。新規神姫の参入はもちろんですが、表面的にあまり現れない部分が大きいかも知れません。まずは、距離適性について。

以前は近距離、中距離、遠距離の1つの距離でのみ攻撃したときに褒めれば、該当距離の適性のみ上がり他は下がらなかったのですが、仕様が変わった模様です。前述の条件ですと攻撃しなかった距離の距離適性が0.5下がるようになっている模様。これがいつからなのかは私の環境では正確には不明ですが、今回のアップデート後に指摘があり、計測したところ確認できた次第です。

一応、1〜2月中にセットアップした子の育成記録を見た限りそれまでは下がらない仕様でした。一方、現在セットアップした子達は先生のレッスンを受けていると、褒めた距離以外がどんどん下がっていくのが確認できます。具体的には、アルファピストルなどで中距離でのみ攻撃させて褒めた場合、近距離と遠距離の先生からの攻撃の命中率が上がっていきます。一応、確認できたこと。

  1. 距離適性の最大は+10(最低は多分-10)
  2. 以前は1単位だったが今回から0.5単位で変動する*1
  3. 距離適性が+10の距離単独で攻撃させて褒めた場合にも他の距離の適性は下がる*2

以下、推論も交えながらですが

  • 現状で全距離+10は可能か?->不可能
  • 2距離+10、1距離−10は可能か?->多分可能、捨てる距離のみで攻撃させて20回怒る、ただしデメリットは大
もう少し具体的に書くとこうなります。
中距離のみで10回褒めると適性は近:0、中:10、遠:0
そこから近距離のみで10回褒めると適性は近:10、中:10、遠:0
最後に遠距離のみで10回褒めると適性は近:10、中:10、遠:10

それが新仕様では
中距離のみで10回褒めると適性は近:-5、中:10、遠:-5
そこから近距離のみで10回褒めると適性は近:5、中:5、遠:-10
最後に遠距離のみで10回褒めると適性は近:0、中:0、遠:0 

で、この影響は、今まで距離適性を維持することで有利に展開していたタイプのオーナーにとってはかなり痛手となってます。気付く人は今まで恩恵を受けていた人なので、あまり積極的に情報は表沙汰になってませんが、気付いている人は多そうですね。まあ、過ぎ去ってしまったことですので書いてしまいますが、今までは注意しており、手間隙かければ距離適性を高く維持することは簡単だったわけです。

例えば、遠距離白子砲型はASなどで射程を割られて攻撃してしまったり、ステゴロしてしまったりしない限りは遠距離のみで攻撃するため基本的には距離適性が下がることがありませんでした。そのため、基本遠距離型なのに、苦手距離が無い状態がたやすく維持できたのです。もちろん、中距離や近距離で攻撃させられてしまい適性が下がるケースはありましたが、そういった場合にのみあげなおしてやれば維持できたわけです。普段遠距離でしか攻撃していないのに、いざ近接に詰め寄られても意外とかわせたりするのです。

逆に、基本的に相手に合わせて戦闘するため距離適性を高く維持したい不動要塞型は、相手が遠距離や近距離型の場合1ターン目のみ中距離で先制、後は相手に合わせてどちらかで攻撃といったケースが多く、すぐに距離適性に偏りができる傾向がありました。ですので、最も丁寧に育てる場合、オフィシャル1戦につき、調整のためにミッション1戦などとやっていたものです。機動力とダウン耐性を下げて近距離攻撃を受けた場合押し出してもらう戦法で、こちらは中距離で攻撃するということは一応可能ですが、距離適性が自分の攻撃命中だけではなく相手からの攻撃の命中やダメージにも大きく影響する以上、丁寧に育てる場合は近距離適性を上げなおす作業は無視できませんでした。半減盾以降はあまり必要も無くなった感もありましたが、二刀二丁全盛期にはそれなしではやっていられませんでしたね。

これが新仕様ですと、単一の得意距離で戦うタイプはそれ以外の距離適性がボロボロになります。そして、殆どの神姫の距離適性の総和はマイナスに振れることになると思われます。というのも、一度+10,-10,-10のような距離適性になると、基本的に原点に戻すだけでも大変だからです。一方で、すべての距離適性を最大に維持できなくなった不動要塞は、常に相手の得意距離で戦わされる以上、例えばすべての距離で±0を維持したとしても相手より距離適性の面で不利な状態に立たされやすくなったと言えると思います。

総合するとこの変更は、距離適性の概念を理解している者が有利だったものを、適当にプレーしていても大して変わらないものに変えた、と言うことなのだと思います。それから、強すぎると言われていた防御型(というより受動的に相手の得意距離に合わせて戦う不動型全般かもしれないが)に対する弱化の一端でもあるとも思われます。

*1:プログラムの内部的には幅を0〜40とかにして今までの上がり幅を2単位にしてるのだろうけど、距離適性の影響と今までの考え方を引き継ぐ意味で0.5単位と言っています

*2:実際にセットアップ直後の子を12回以上同じ距離でトレして単独の距離が+10でとまったが0.5ずつ下がった2距離は依然下がり続けた