結論

もし今の政治に不満があるなら、野党に入れましょう。入れる先はどこでもいい…とは言いませんが。与党の政党にとって一番怖いのは、政権を失うこと、つまり、与党でなくなることです。あたりまえですよね。じゃあ、一番嫌がることをしよう。そうして「あんまり好き勝手やってると、甘い汁吸えんようになるぞ、ゴルァ」と脅すのが一番です。もちろん、そう簡単に、政権が転覆するわけではないですが、数字と言う形で、国民の意思は明確に現れます。そして、そういう数字を一番気にするのが、政治家達本人ですから。そうすれば、少しでもその不満が伝わるのではないでしょうか?そうして、ある程度、政権が交代する可能性がある政治、流動性のある政治を目指すべきだと思うわけです。そういう意味では、今回の参院選はある程度は危機感を与えることができる程度の結果になったと言う点で良かったとは思います。まあ、その背景は色々ですけどね。
私自身は、特にこれと言った支持政党が有るわけではありませんが、どちらかと言うと、現状の政治の姿勢に満足できないと考える人間で、それこそ、白紙投票をして息巻いている方々と、基本的な方向性は近いものがあると感じます。それだけに、そうして、票を無駄遣いするのはどうかと感じるので、あえて、こういうことを書いたわけです。まあ、もちろん、投票率を上げることを訴えかけるのが本道なのも事実なんでしょうが、見込みの無い人間に訴えかけるより、何とかしたいという意気込みは有るが、やり方が間違っている人間に訴えかける方が先なのではないかと思いますし。
幸いにして、情報化、世論調査などで、選挙前にして、大体の情勢は解かりやすくなっています。そういったことも利用して、できるだけ有効に投票されることを切に祈ります。