結局やってないのでアレですが…

LoV4、バージョンアップ前から、バージョンアップ直後まで、久しぶりにデッキケースを持ち歩いていたのですが、様子見ていたらやるもんじゃ無いなぁということで、やっぱりケースを鞄から取り出しました。
まあ、なんというか、勝敗重視にしたのは良かったと思うんですけどね。普通の人にとっては、チームメンバー全体が勝利するという目的に向けてプレーできる方が分かりやすいというか、協力しやすいですしね。個人的にはLoV3の頃から共闘を楽しむことができるときは好きだったりします。味方に足を引っ張られるときもあるけど、その逆に助けられることも、また敵側の失策に助けられることもありますからねぇ。逆に、味方に迷惑をかけられるのは、どんな場合でも、1回たりとて許せない。だから、積極的に味方を犠牲にして自分だけは好成績を収めてみせる、というタイプの方には痛く不評なんだろうな、と思いますが、まあ、たとえその方がゲーム上のリーグを上げるために有利になると分かっていても、そういう人間にはあまりなりたくないモノでしたからねぇ。そりゃ人間性を犠牲にしてまでリーグ上げたいとは思わない、と言い切りますって。
その一方で、今回問題なのは、カード排出の方ですかねぇ。いやぁ、やっちゃいましたねぇ、という感じで。まあ、新券60種?うち、1000に1くらいしか出ないECRが5種、エンボスECRが5種で、実質カードとしては50種しか無いわけでしょー。その上で、旧カードに無駄にお金がかかるEVRバージョン沢山入れてさぁ。
基本的に、カードゲームなので、新しい性能の、強いカードを引いて、それを使って勝つのが楽しいってことを根本的に忘れてるんじゃ無いですかねぇ。そりゃぁ、EVRを増やして全体としてホロ加工で出てくるカードの割合は増えたのかもしれないけど、大半の人にとって光るゴミは要らないんですよねぇ。そんなところにお金かけて貰っても、誰も得してないという。3の時でも途中からレアに関しては旧カードの絵違いの輩出率をかなり下げるようになったわけですが、新絵の風雷見たこと無いわ、とか言われても、そーねー、と言う程度で、風雷引きたいって声は皆無だったわけで。エラッタされた古いSTのエラッタ後テキストverもコレクター的にはレアでも、普通にプレーする上ではこれっぽっちも引きたくは無いものなわけで。
それでいて、追加カードのレアリティの比率に関しては作り手側が決められるんですし、もう少し上手くやれたんじゃ無いかなぁと。予算の都合上、作れる新カードが少なくて、さっさとコンプリートされて引いて貰えなくなると困る、というなら、新カードのレア以上の比率を高めて50枚中40枚をレア以上、排出自体はレア以上の新カードと旧カードの比率を2:1位にする、旧カードのEVRは一律光らなくしてコモン落ちするとか、色々やりようがありそうなのに…。実はコモンに回す分を減らしただけで、レア以上扱いが増えた結果揃うまでに同じだけのお金がかかっても、沢山の新レアを引けたと思う方が、気分的に楽しいわけですよ。
そもそも、アケゲは1プレー毎にお金がかかるわけですし、対戦である以上、ある程度公平な状態で戦いたいという前提があるのを理解してないんだろうなぁ。カード引くところをあまりに苦行にしすぎると、安く資産を揃えられるようになるまでプレー控えて、無排出になるまでプレーしないとか当たり前じゃんって思うのですけど。
後は、STのEVRも悲惨でしたねぇ。サブカの1枚や2枚は持っているだろうし*1、むしろ3の新人紹介キャンペーンみたいなので積極的にサブカ作らせてた後で、同一住所には最初の1回のみ有効とかの制約もつけないであんなキャンペーンやって…予想より遙かに応募が多かったとか、当たり前じゃん。むしろ、10券種もあるせいで、サブカ含めて3をプレー済みNESiCA10枚持ってなければ、今更どうやっても、コンプリートは困難になるとかいうのも悪手だし…。さらに、到着時期は明記できず、結局、新カード追加と同時に使えるとかアホすぎて…。アレの唯一の功績は、キャンペーン開始長後から、この先2B、A2が大量に出回る予測で、これら2枚のショップ価格がガクッと下がったことだけですね。これは、1ゲームでもプレーして貰えれば、定着する人が出てくる、という、ソシャゲ運営ノウハウなんですかねw
まあ、アレですねぇ。やることなすこと、お金のかけ方を間違えて、損して得取るどころか、損しながらそっぽ向かれたくらいな感じで。というか、せっかくのカード追加という、絶好の機会…どころか、ひょっとすると最後だったかもしれないチャンスを棒に振った感じが否めませんね。

*1:ちなみに、私の手元にある大量のNESiCAについては、1キャラ1NESiCAを要求した初代ガンストに文句を言って欲しい。そのせいで16枚持ってるわけで…