めだかボックス:久しぶりにジャンプ読んだ

と言うわけで、なんか、漆黒宴で、しりとり始める前後からの記憶がすっぱり有りませんが、久しぶりに読んでみました、めだかボックスです。
まあ、正直、ジャンプとの相性は悪かったんだろうなぁ、と思う微妙なストーリー展開を続けておりますが、そんなのはどうでいいから、パズル解こうぜ、の方が個人的には好感持てますね。単行本出たら忘れてなければ買うでしょうし、ストーリーはそっちで補完するのです。…未だにかもめシステムってなんなのよ?って感じですが。
さて、今週の立て札でしたっけ?ボロボロのジャンプがコンビニに1冊だけ残っていたので、流石に買う気になれず、立ち読みしかしませんでした…。まあ、それもどうかとは思いますが。なので、詳細が定かでないのですが…ん〜、完璧に答えが分かったわけではないですが、なかなか面白そうだなぁ、とは。まあ、正確に言うと、問題自体が少々曖昧すぎて答えが一意に決まらない、と言うのが論理的な観点での答えになりますが…せっかくだし、考えてみようかと。


結論から言うと、右が正解だと思う。


良くある正直村と嘘つき村の住人の話の派生の一つですね。正直村と嘘つき村の場合、許されているのは1回の質問で、解としては、貴方の村はどっちですか?と聞くことで、どちらにせよ、正直村に行けると。他にも、例えば1人ウソを付いている中で何人の順位を当てろ、とか、そういう、排他的な関係になる発言から誤りを見つけ出す系統の問題とかもありますね。こういう論理的な考察を含む系統の問題は、結構問題集とかもあって面白いんですよね〜。あと、たまにある2chスレとかも。
質問の内容はもう忘れましたが、Card of Destiny(私がやったのはエロゲ版の初代とオルタナティブだけですが、移植もされてましたよね〜、RPGとしてはまあ、中の下ですが)の砂漠での質問は割と良問だった記憶がありますね。
とまあ、話が脱線してますが、今回の問題は、3人が居て、こっちが本当だよ、と違う方向を指さしているのが2人(「い」と「ろ」)と、2人のうちこっちが本当でこっちがウソって証言している人が1人(「は」)という構成ですね。これで、嘘つきが1人だとすると、当然違う方向を指さしている2人のうち1人が嘘つきで、3人目の「は」が言うとおりに片方がウソを付いていることになるので、正解が分かるわけです。
次に、これが嘘つきが2人だとすると、違う方向を指さしている「い」と「ろ」がウソを付いているとすると、「は」の言っていることと矛盾してしまうため、今度は「は」が言うことがウソであることが確定するわけですね。なので、「は」の発言をウソとして「い」と「ろ」のうちどちらが本当のことを言っているかを見分ければいい…。今回の場合「い」と「は」が嘘で「ろ」が正解なので、左となる…というのが普通の問題の解き方。
が、こんなんじゃ面白くない。そして、あえてこういう問題を出す人間が、そんな当たり前の解を用意しているはずがない。そもそも、こういう問題を出す人間の性格は基本、相手が解けるかをニタニタと楽しみに見ているタイプの人間で、ひいては、どうだオレスゲーだろーという自己顕示欲の塊ですからね〜。まあ、深入りせず、自分がどっぷり試される側に回らない限りは、正直、凄く嫌いじゃない。
で、まあ、そうやってみると、ポイントは(詳細な表現が分かりませんが)2人ウソを付いているのではなく、あくまで2つ嘘があるという点。で、それが、先に言ったとおり、問題自体が少々曖昧すぎて答えが一意に決まらない理由なのですが、1つの嘘っていう定義がどの範囲なのか、ってのが明言されてないんですよ。だから、まあ、先の通り、ウソを付いているのは「は」ともう一人「い」で、「ろ」が本当という答えも、2つの嘘の定義がその発言全体と解釈すればウソではなくなる…。しかし、それだと、あえて、ピンポイントさを強調する2つみたいな表現をしないでしょう。
なので、ピンポイントで嘘があると見ていくとしましょう。まず、現状は言っていることは次の4つ。
い:右が正解
ろ:左が正解
は:「い」は本当
  「ろ」は嘘
とすると、「ろ」が本当で、「い」が嘘だと、すると、間違いは「い」の右が正解の「右」か「正解」のどちらかが嘘。さらに「は」の「いは本当」と「ろは嘘」の両方に嘘があり、合計3つの嘘がないと成り立たないと解釈できる。なので、左が正解はない。
つぎに、引っかけの定番の「い」と「ろ」の両方が嘘で、真ん中の道無き道をいけぇい!は、これも無い。何故なら、「い」と「ろ」と「は」の全てに1つつず嘘があるため、これも合計3つの嘘がないと成り立たないと解釈できるからだ。
なので答えは消去法的に右。どうなるかというと、ろ:左が正解、これが、嘘。そして、はの発言にこの関係を覆さない形の嘘があればいい。つまり正しくは、は:「い」は本当、「は」は嘘、と。嘘のポイントが実は「は」の文中の嘘をついているという対象が嘘だった場合、「ろ」については言及していないことになるし、「は」が嘘をついていることは、正しくなる。
い:右が正解
ろ:左が正解→これが嘘で、正しくは、左が間違い、または、右が正解
は:「い」は本当
  「ろ」は嘘→これが嘘で、「は」は嘘
なんか、史上最強の嘘と言われる、「私は嘘つきです」みたいな話にもみえてきますが、多分これが正解なんじゃないかなぁ、と。ただ、これの問題は、元の「は」の発言の「ろ」は嘘、というのが嘘ではない点なんですよね。なので、ここで、嘘の定義というか範囲の話が出てきて、本当に言うはずだったことと、違っているのを嘘と言って良いのか、その前に書かれていた内容が嘘でないと、嘘と指摘してはいけないのか…という。そう言う意味で、正直、自分自身、しっくり来ていないんですよ…。なので、先に言いましたとおり、完璧な答えが分かったわけではないですが…と。
ちなみに、この延長線上で、もう一つの、右も左も正解という解も考えられなくはないのですが…これも、強引な上、2つめの嘘をどこにするかが強引、間違いが存在しないのは流石に変ということで除外…。他にも、間違いのポイントは、い、ろ、はの、先頭の名前の部分ではないか、とかも思ったんですが、これだと上手く収束しないんですよね〜。
(追記:詐欺みたいな話ですが「は」と振っている名前が「は」以外だったという嘘は有りなのかな?「は」→「に」でも嘘は嘘?いずれにせよ、すっきりした答えにはほど遠いですが)