善人シボウデス:その手かー

色々進めていますが、中々楽しいですね。…ロックばかりでバッドエンド以外はエンドにたどり着けずにいますが。わくわくして睡眠不足がー。
以下、ネタバレメモ。

多分Kルート関連になるかと。一部ファイ系のルートも進めているのでそっちもあるかなぁ。ただ、並行世界関係の理屈は、ゲームシステムとはマッチしているけど、前作のラストとかも含めて、あり得なさすぎて面白くないと感じるのが難点。


タイトルの「その手」というのは、バングルの外し方。心拍数、というか、生体電流みたいなのを検知して生死を判断する方式なので、仮死状態に陥れば外れるということなんでしょう。多分Kルートかな?そこの治療室のポッドで寝ていたクウォークのバングルはそれで外れたんでしょうね。逆に言えば、そのルートでかかったロックを乗り越えるには、その方法で逃れられることに気付く必要があるか。
気になるのは、コールドスリープ用のポッドの数。01からスタートしていて3台有るように見える。主人公が10年間程眠らされていて、そこからゲームが開催されているとして、参加者が全員眠らされていたと仮定するには台数が足りない。どこか別の場所にもポッドがあるのか、それとも眠らされていた人間が実はそれだけしか居なかったのか。そうすると四葉が30には見えないので、四葉とアリスは前作繋がりで、それに主人公だけ…?流石に、それはどんだけ壮大な釣りやねん…って感じか。まあ、このゲーム内自体が、壮大な釣りのような気もしますが。


後半の誰が何をどうやって、という部分は、このルートでもかなり、謎。ルートによって色々設定というか、動機とかが変化するのかも知れませんが。色んなことが起こりすぎて、ちゃんと風呂敷たためんのこれ?という心配も少し。例えば、前作で言えば、ニルスの代わりに殺された奴とか、ゼロが上手くすり替えた、みたいな話になってますが…ゲーム中にニルスを眠らせて拉致監禁する、眠らせていた奴にニルスの服着せて一宮の前に送り出す、そのときには、扉の基盤が戻されている(これが誰の仕業と言うことになっていたかはちと失念してますが)とか、いや、流石に無理じゃね?ゼロだけが解錠できる通路とか扉とか色々有るんだろうけどさぁ。それも、10年前の施設を流用しているわけで、ゼロはどうやって舞台の施設を用意したのかとか、結局パラドックスはどうなったのかみたいな、よく考えるとおかしい点が結構あるんですよねー。ルールや技術が荒唐無稽なのは、まあ、フィクションとして有りとしても、先生、その決めた俺様ルールの中で実現が困難な展開があるのは、ダメだと思うの。

閑話休題。話を本作に戻して。
老婆は自殺ではなく殺害だった?血液が手首の裏側に付いているということは、自分で刺したんじゃないかとも思うんですが、犯人らしき人は殺害認めてますしねぇ。ABルームの入れ替えのトリックとかはどうなってるんでしょう。殺害のタイミングも分かりません。バングルを奪った理由、バングルが外れるのか?指示の内容は?老婆とKの記憶の女性は同一人物の可能性は?

関西弁のゴーレムの最後のセリフ、プレーヤーの中にも人間そっくりを装ったゴーレムが居ることを示唆しているのか。そうすると、表面的には死んでいるようでも、実は死んでいないメンバーが居る可能性があるか。一見するとKのことを指しているのでは?と思わせておいて、全然別の人物の可能性も。個人的には…死にっぷりを考えると例えばルナとかが怪しいかな?

そう言えば、爆発の映像などで見られる半球状の施設が、このシェルターだとして…広がる荒野と空の星はなんなんでしょうね。舞台が実は月と言う可能性は?流石に重力が違うだろうから無いか…?でも、それだと、ファイの凄まじい跳躍力も説明できるのか?

どーでも良いですが…なんかこういうゲームやってると疑心暗鬼で恐くなってきますね。イメージで言うと、こう例えばファイの肌を真っ黒に塗りつぶして、にやっとつり上がった赤い三日月状の口とか想像すると、ブルッと来るというか。ほーら、貴方の背後にも…。