野球つく2:野球つくJapanロード

本編を3年目まで進めたところで、有る程度チームの軸が出来てきました。そして、飽きてきました。日本一にもなっていないのに…。


そこで、代わりに目を付けたのが野球つくJapanロード。私の場合、寂しい一人プレー専用ではありますが、これが結構面白いですね。私がプレーしたPS2版のやくつくでも有った記憶がありますが、こちらの方が手軽で面白いかもと思いました。
このモードは、最初に12球団のうち1球団を選び、その球団の選手にさらにドラフトで10人の選手を加えることで、チームを作成して4チームでのリーグ戦を戦うというものです。
最初の12球団のデッキに含まれている選手は球団によって固定なのですが、基本的にその球団の主力選手は居ません。そこに4チームでドラフト会議を10回繰り返し、選手を取り合うわけです。ドラフト会議に出てくる選手は、主にその12球団の主力選手を含む中からランダムに選ばれます(一部選手は初期デッキにも入っているが、デッキが選ばれてない場合には会議にも出てくる模様)。このドラフト会議に並ぶ選手ですが、現在現役の選手の現在の能力で並びます。その中でも、超一流選手は数名〜10名程度しか並ばず(超一流の定義次第ですが、年俸何億とかの選手とすると)、4チームで取り合うため、ドラフト開始2〜3巡の間で取り尽くされることとなります。入札内容がかち合った場合にはくじ引きとなり、外れたら再度選び直しとなります。なお、選ぶための猶予時間は1ターン60秒(くじ引きに外れた場合も再度60秒与えられる)となっております。この60秒の間に決断を下し、上手いチーム編成をすることがこのモードの醍醐味と言えるでしょう。
実際の選び方に関してですが、最初に選んだ球団によって方針は多少変わります。というのも、球団によって2〜3人程度は使える選手が含まれているからです。これと、実際の場にいる選手の配分で大体の方針を決めるのが良いでしょう。私の場合、球団にも寄りますが、キャッチャーリードと守備面でB以上が確保できるキャッチャーが居ない球団だとキャッチャーの確保を有る程度意識します。あとは、先発投手の存在が重要になります。特に投手は3戦の間、使い潰す感覚になる上、全体的に中継ぎの質がイマイチなケースが多いので、8回くらいまで投げきれるエース級の投手を1人は確保したいと考えます。また、良い投手が比較的多く会議に出ているなら、逆に主砲級の野手の確保に走るのも手ですね。その後、3人及び6人選んだ後に確認できる、チームの状況などを参照しながら、バランスを考えて選んでいくわけです。
中盤以降は、選手の組み合わせによるボーナスの確保も積極的に行います。このボーナスではポイントが取得でき、このポイントが後々のお買い物を可能にしてくれるからです。特に、ショップで購入できるOB選手は、かなり期待できますので、多少の能力の差よりは超一流選手を後で購入できるように積極的にボーナスを狙うことを考えた方がいいです。ボーナスに関しては、序盤から意識することはとてもムリですが、ボーナスが発生する選手には表記がされますので、それを頼りに欲しい選手と合わせて、適当に選んでいくだけで良いはずです。
こうして、選んだチームで対戦をするわけですが、このリーグ戦での戦いでは、勝つことで相手の選手1人をこちらの選手1人と交換することが出来ます。5点差以上で勝った場合は2人交換可能となります。この、強いチームはどんどん強く、負けるとどんどん弱くなるシステムのおかげで、最初から必勝を期してエースを投入していくことが必須となります。しかし、3戦のリーグ戦の間、投手のスタミナは回復しませんので、連投は不可能です。そこで、戦って勝って、相手のチームのエースを引き抜く(引き抜いた場合は、相手チームで登板していても自チームに来た段階でスタミナは回復する)のが基本となるわけです。加えて、5点差以上差を付けられれば、さらに、引き抜けるチャンスとなりますので、全体的には野手は攻撃力偏重の方が、後々楽になることが多いです。
リーグ戦3戦を終えると、順位に応じたポイントの精算が行われデータのセーブが出来るようになります。このデータをロードすることで、世界の各国とのトーナメント3戦を戦うことが出来ます。この3戦は選手の引き抜きはありませんし、負けた段階で終わりではありますが、先のリーグ戦で作り上げたチームや、得たポイントでさらに選手を強化していくことが可能となっています。そうして、戦った結果に応じてポイント精算が行われ、終了後にこのポイントを使って、実際のプレーデータに対して、何らかのアイテムなり資金なりを送ることが可能となるのです。これを利用すれば!本編のデータを進めることなく、どんどん資金を増やすことも可能となるのですよ?まあ、実際には1回のプレー時間が長いことと成功率がそこまで高くないことのため、割のいい稼ぎ方とは言えないかも知れませんが。しかし、手軽であること、プレーが無駄にならずに本編に反映されること、チームを作り上げるというやくつくの面白さが凝縮されていることから、一度プレーしてみる価値はあると思うのですよ。