BaldrSky2周目(回収中)

3つめのルートに向かおうとしたのですが、途中で脱落したので、再度エンディング回収に向かうことにしました。しかし、部分部分で読み返しているだけですが、色々興味深いですね。以下、ネタバレ。

というわけで、あいかわらず菜ノ葉ルートにおります。菜ノ葉普通にバッドエンドはともかく、先生に負けてのバッドエンドとか陵辱バッドエンドとか、回収の気が引ける部分もあるのですが。まあ、でもやっておこうかと。
3回目ですが、立ち止まってみて気になった、核反応炉でのエージェントとの会話の部分。ペンダントの数字の部分はなんと言うか、こう、鳥肌が立つモノがありますね。そして、菜ノ葉のマインドハック。エージェントからの「……どうして?」という問いかけ。どうして、別の選択をした際のあなた自身が手を下したことなのにそんなに取り乱すのか、と言う意味か。そして、「現実……?ちがう、ここは仮想……」「……再現(シミュレーション)。そう……あなたの言う現実……とは違う」という部分。主人公と話が噛み合っていませんが、エージェントの言う仮想=主人公の言う現実、ということなのでしょうね。なんか、某映画を思い出しますが。そうなると、一体誰が何の目的で作った仮想世界なのか?ということに行き着くわけで。その前の会話「あなたは……AIシステムに連結……経験を共有している……」「その経験により、欠損部分を補完可能……」と関係があるのか?後者は普通に聞いていると欠損部分とは主人公の記憶の欠損に思えるのですが…そうではないのではないかと思えますね。ゲームの副題であるDrive1:Lost Memoryも主人公の失った記憶や、灰色のクリスマスで失われた過去を指しているものと思っていましたが、あるいは、マザーの失った記憶の補完が目的とか?そもそも、経験を共有というのは?他者の経験を共有する場面がレイン編でも何度も出ていた。しかし、レインはそもそも星修の学生ではなかった。その記憶がマザーに連結されていて、それを主人公が読み出せたと考えるのは不自然?あるいは、セカンド同士だから、今は繋がっている?そうではなくて、可能の主人公の取った経験が共有されているということか?つまり、レイン編では認識と受け入れが遅れた空の死が、菜ノ葉編ではもっと早く受け入れられ、そして、菜ノ葉編をクリアした先の千夏編では、始めからレインの名前を認識できたのは、その経験の共有によるものか?では、そうして、欠損部分を補完した先には何があるのか?
エージェントの言う我々は、空をモニターしクゥを構成するために使用されていた、空とのみ接続している切り離されたAI群でしょうね。その対義語として一般のネットを構成するAIを彼ら、と呼んでいましたので。それが何故残っていたのかは気になるところですが。マザーが消滅する前の主人公との会話では、グングニールの影響ではないが間接的にはそうとも言えると語っており、それは、統合軍に接収されることを嫌ったアーク側からの判断という推測にも合致する。そして、エージェントを構成するAI群は、その際には、停止されず人知れず残って成長していた、と考えるのが妥当か?
そう言えば、ジークベルトの、お前に生かされた、と言うセリフ。レイン編、灰色のクリスマスの後に襲われていたのって、やはり彼だったのですねぇ…。同じ声優さんにそこも担当して貰ったのかな〜?という思いと、でもブーステッドチャイルドって言ってるし、文字のカラーが明らかにジークベルトだよなぁ、とか思っていましたが。
そうそう、ブーステッドチャイルドと言えばノイ先生。ロリコン認定証には盛大に笑った。いやもう、その直前の、自分はロリコンじゃない、ロリコンじゃない、と自分に言い訳する様と合わせて。
さて、頑張って回収するとしますかねぇ。