シグマハーモニクスとりあえずクリア

第5楽章、やっと、きちんと解けました…。ちょっと、感動しました。そして、そのままラストまで。以下、極端にネタバレなので注意。

最初に言っておく…あれはないわ…。

第5楽章は真実の欠片までもが敵だったと思うのですよ。むしろ、真実の欠片がなければ、迷いはしなかった。そう、直感では怪しいと思っていた。ねねの部屋の前で目撃されていながら何故合流するときにあの方向から現れるのか?進んで鍵を取りに行くのは、自分が持っているからではないか?一方で、麟を信じるなら、真実の欠片を信じるならあり得ず、動機にしても息子の麟が自らの跡を継いで頭首となることに抵抗などあるとは思えない。結局、真実のかけらまでも疑うほどに試行錯誤するまで解けませんでした…。そして、トリックが明かされたときはちょっと感動しましたね。このゲームの形態だからこそ成り立ったんだということに。

第6楽章は、店頭デモとかでそういう場面が出てくるため、ある程度は予測できていた展開でした。「時紡ぎは命を〜」というのと、ネオンが貫かれるシーン、シグマと頭首らしき人物との会話が出ていたりとか。一方で、明らかにそれまで出てこない、喋ってる内容もラスボスっぽいのまでデモに出すのはどうかと思いましたが。

まあ、そういう部分は置いておいて、中盤までの話なんかも上手くできているんですよね。結局、黒上頭首への説明が1回目は完璧に仕上げられず2回目をプレーすることになったのですが、1回目ではなんとなく聞いていたネオンが生まれた発端となること、その意味が2回目のプレーではよくよく分かりました。それまでは主にやられ役的扱いで見せ場の無かった黒上の頭首(別人だが)も見せ場たっぷり、佳子さんもとても82歳には見えない活躍、列車をぶつける守人とか、とにかく格好良い場面の連続でした。

それだけに、なんで、そこで…ロボット大戦になりますか?!いやもう、調律者がどうとかじゃないし…。

いや、理屈は分からんではないですよ…?未来から呼び出すのだからというイメージはなんとなく…。でも、全体を通して血の力がどうこうとか言っていたのが、唐突にACだかデモンベインだかサイバスターだか分からないようなものを渡されてもなぁ…と。それまでは、雰囲気良かったのに、いきなり笑ってしまいました…。なんでやねん、と。なんというか…終わりが悪いと全てが台無しだと思うのですよ…。

というわけで、とても楽しみましたし、良い出来だったと思います…が、画竜点睛を欠くというか…最後でちゃぶ台返しというか…まあ、そういう感想です。

では、第死楽章行ってきます。