アルトネリコ3(PS3):あー…

もう発売から結構時間が経っているソフトですし、今更なんですが書かずに居られなかった。先日ようやく購入したPS3と合わせて購入したゲームの1つです。


あー…一言で言うと、脱衣RPGって発想はどうなんだろう?(人として)


まずは、言い訳購入に至った経緯。今年に入ってヨドバシのゲームコーナーに攻略本が割と沢山並んでいたのが、気になった理由その1(丁度サカつく6の攻略本探してた時と重なっていたので)。既に3の割にPS2で出ていたらしい前2作を知らなかったのが気になった理由その2。あと、PS3とゆーと3Dアクションとかばっかりで(少なくとも正統派)RPGは少ない印象でしたので、ひとつくらいは買っておこうと思ったのが、理由その3(アトリエシリーズRPGと呼ぶかは微妙…個人的にはスケジュール管理主体と考えていた)。
まあ、そういう巡り合わせでプレーしてみましたが…これはかなりレベルが高いなぁ、と。良い意味でも悪い意味でも。
色々な視点が有ると思いますが、とりあえず、言及せずには居られないのがエロさですかねぇ。いや、まあ、私はエロゲーマーでもありますし、多少のエロ描写ごときでグダグダ言わないつもりなのですが…それでも、最初に触れたくなるとゆーか。戦闘中のムービー関連もそうですし、イベント会話というかアドベンチャーパートと言うかもそうですし。ムービー関連は…衣装のきわどさもありますが、特に表情がエロいです。会話はちゃんと性的な意味で捉えていけば、こっちもそれなりに(下着化率も妙に高いですし)。ともかく、脱がしてニヤニヤしているところを人に見られると多分気まずいでしょうし、居間でプレーするのもお勧めしません。
とまあ、そういうエロ要素があふれているわけですが、特筆すべきはどちらかというとそこではなく…。このゲームがエロと切っても切れなくなってしまっているのは、その「脱げば脱ぐほど強くなる」という設定にあるわけで…。ゲームのバランス的にも、ある時点から、脱がないとやってられない、という風になっていることに嫌でも気付かされるのですよ。MPとかの特殊能力を使用するための消費要素が存在しない*1このゲームでは、リズムゲーでゲージ溜めてヒロイン脱がせて、ヒロインの強力な詩魔法の一撃で焼き払うというのが基本になっているわけで。ボスとかの強敵ほど、きっちり脱がせて溜めて、大きな魔法で殴らないと何時まで経っても終わらないのですよ…*2。まあ、このエロの正当化というのは割とよくある手法ではありますが*3戦闘中にエロを意識することを強制されるのはかなりキているなぁ、と思わずには居られませんでした。
まあ、その辺をさっ引けばそれなりにシリアスな所も多いですし、設定も面白いんですけどねぇ。過去の作品を知らないままやっていると、用語集を読んだ程度では、奇妙な世界観について行けなかったりしますが。
ああ、そうそう、エロにかすみがちですが、色々精神面でグロい面も目立ちます。そういうグロいのは個人的には好きですが。そもそも、ゲームシステムというかテーマの1つが、コスモスフィアへのダイブと言う名の、ヒロインの心のレイプ(一応、ゲームの設定上は合意・信頼の上)ですからねぇ。ヒロインを取っても、色々背景に抱え込んでいるみたいです。
あー、あとあと、腕が疲れました。戦闘中に脱がせる方法が、ボタン押さえながらコントローラー振るとか考えた奴、死ねばいいと思うの。多分、私は2日後くらいに筋肉痛に悩まされます(歳ですなぁ)。ボタンで発動可能にしてよ…そっちでやったときは全部ムービー非再生のハズレでいいからさぁ…。
いやぁ、DQMj2やっていて改めて、モンスターから女性的な描写に繋がるものが徹底的に排除されているドラクエの凄さ*4を感じたわけですが。それとは、対極に位置する凄さに満ちたゲームだと思いました。

*1:厳密には必殺技という名の体力消費付き通常攻撃に毛が生えた程度の攻撃はあるが主火力にはならない

*2:執拗にDP溜めとかすると別ですが、基本的にはダンジョンも1回の探索でのエンカウント回数の制限があるなど、ややレベルは上がりづらい設定となるよう誘導されている印象

*3:対極にあるのがご褒美のパターン、エロゲ、特にアドベンチャーはご褒美のパターンが多い

*4:そのせいで性別が女だと強烈に違和感を覚えたりするんですが…