迷宮剣舞(PC):サービス開始しましたが

DMMのブラウザゲーの一つです。まあ、消えていく数多のゲームの一つでしょうが。
サービス開始時点からの度重なるメンテで、きっちりと期待度を0まで下げて予防線を張りきった上で本格稼働という戦略は見事と言うほか有りません。その割にはそこそこ安定して動いているようにも見えますし…まあ、プレーヤーがかなり少なそうですが、それを差し置いてもそこまでbuggyな感じでは無いのですよねぇ。ネットワーク周りの設定がタコで変なことになってたんじゃ無いかなぁ、という気がしますが。


とりあえず、開始からイベント…というよりは週替わりの稼ぎ用の目標?クエスト?みたいなのが設定されており、その期限がようやくまともにプレーできるようになった初日までに設定されていたのです。とりあえず、1日で頑張って全部取得してみました(1日1回の分は初日分しか取れませんが仕方ないと割り切るとして)。そうしたら、何の前触れも無く、やっぱ期間延長するわ、と本来の予定終了後に延長されました。あのさぁ…。
後は、配布されてないと指摘されていたキャラ・アイテム類が2日目の深夜のメンテ後に配られました。そもそも事前登録期間がクッソ短くて大したものは手に入っていませんでしたが…。この辺もなんの説明も無く…。説明不足感が酷い…。


ゲーム内容に関して。とりあえず、探索しかすることがありません。マップに出て、マスに出てくる敵を殴って倒して踏破していくという。
敵との戦闘はパズル要素がやや強めですが、難しいというほどのことはありません。まず、魔獣観測の能力をある程度伸ばして、どんな敵が何体くらい控えているかを認識できないとゲームとして考えて攻略することが出来ません。戦闘では1回の攻撃を行うとその先2ターンほどクールタイムが発生します。このクールタイムを上手く管理しながら敵からなるべく攻撃を受けずに制限ターンに無いに敵を全て倒していくことがポイントとなります。
戦闘の処理は味方の左側のキャラから順に処理されていきます。左端のキャラが攻撃すると最初に攻撃、その隣が次に攻撃、と言った風にです。待機していたら当然待機で飛ばされます。この処理にランダム性はありません。先に並んでいるキャラが先に殴ります。なので並びの順はそこをあらかじめ意識した方が良いです。前後列の違いはありますが、並び順での狙われやすさなどは無いはずです。同時に、キャラ毎に素早さなどのパラメータはありませんし、敵の攻撃はかならず、こちらの攻撃が一巡した後になります。
魔獣観測を伸ばすと最上部に左から順に次のターン、その次のターン…という風に何の種類の敵が何体出てくるかが見えます。さらにそれらの敵が逃亡するまでのターン数も記載されています。ターン数に関しては1ターンで全てをなぎ払えれば問題はありませんが、そうも行かない場合もあります。そのときは猶予がある敵、あるいはダメージを受けづらい弱い敵を狙って、あえて、攻撃をせずに待機をすることで、味方のクールタイムを消化したりすることでやりくりすると良いかと…。
…まあ、ぶっちゃけ、レベルさえ上げれば、オートで殴ってても大体なんとかなったりするんですけどね…。一応、敵がどのような耐性や攻撃手段を持っているかということは、事前に調べることが出来るのでそれに応じて選出するメンバー自体を選ぶというタイプのゲームです。
敵に関しては制限ターン以内に倒しきれないと逃げられます。逃げられるとどうなるかというと、そのマスの攻略を失敗したことになり拠点に戻されます。逃げられるとアウトです。味方のローグ系キャラに逃げるスキルなどもありますが、これも事実上攻略放棄ですので使うモノではありません。
そして、1マスの戦闘では何回にも分けて敵が出てくるのですが、その各敵毎に許容されるターンは変わります。たとえ手前の敵を上限より短く倒したとしても、後の敵の上限が伸びると言ったことはありませんので注意が必要です。例えば、後で硬めの敵が3体出てきてその敵集団の猶予が1ターンしか無い場合。その手間の敵であえて待機時間をもうけることで次のターンにまとめて攻撃出来るキャラを準備するといった工夫が必要になるわけです。
1話に関しては特に障害となる敵は居ませんが、一撃で倒せない場合に誰と誰を組み合わせて攻撃させるかなどを考えるくらいはした方が良いでしょうか。ボス戦も基本となる、ボスの動きに合わせて選択を変えるという戦闘です。とりあえず魔法を連打しつつ、物理攻撃は防御が0に下がる体当たりに合わせ、同時に挑発をうまく多用してなるべく多くの攻撃を騎士系で避けるくらいです。
2話に関しては、泥っぽい2種の敵がイベントの討伐対象です。こいつらは手始めとして多少の防御力と打属性への耐性があります。特に初期で仲間に居るであろう戦士は烈属性の大剣撃と、打属性の叩きつけを持っています。一見すると行動コストが4と大きい叩きつけが有効そうに見えますが、むしろ軽減されて殆どダメージが通りませんので注意。同様に槌系の戦士なども相性が悪いです。成長させるのはそれほど難しくないのでできるだけ相性の良いキャラを並べて戦いましょう。ボスに関しても同様に打属性の耐性がある程度で1話とそこまで変わりません。
3話では飛行系の敵が出てきます。こちらも3話の方のイベント討伐対象です。地面属性系の攻撃を完全に回避するほか、近属性を持つ攻撃も3/4の確率で回避します。対策として遠距離攻撃や魔法攻撃を使うか、対空の能力を持つキャラで戦うかです。戦士でも対空持ちが居るほか、槍を持っている騎士系のキャラが対空を持っていることが多いみたいですね。対空能力を伸ばすことでダメージも増えますのでそういったキャラを多めに並べると良いでしょう。早い話が初期の戦士、美幌は一端お休みです。ボスに関しては通常攻撃以外に全体攻撃を使ってくる強敵ですね。属性が液なのでこれを防御できる魔法持ち(初期キャラの香芝)や、バインドの追加効果を持つので、縛耐性が高いキャラを用意すると良いかと。全体攻撃なので今までは万能に使えていた挑発が効かない点に注意です。
後は、再現性があると思われる通信エラーがあります。探索ではマップ上で次に進む地点をクリックして行き先を選択するのですが…どうも行き先を2回以上押すと落ちます。1回押して、反応が遅くて、あれ?押せてなかった?と思ってもう一度念のため推し直す…などやるとそれが原因で通信エラーが起きて落ちるみたいです。クソofクソですね。通信周りのプログラムが完全に素人レベルというのがよく分かりますね。
後は…マップの攻略に関しては、特定の地点に到達するとマップクリアとなるみたいです。分岐の違いでクリアになるかどうかは変わります。…しかし、実際にクリアになったのかどうか、その地点がゴールかは実際にクリアして、ついでに再度探索画面を開くまで全く分からなかったりします。まあ、マップ中の全地点を制覇すると後述するガチャでも使う魔導石が2個手に入るので、そのためにも繰り返し攻略することになると言う意味では遅いか早いかだけの違いしか無いかも知れませんが。この辺もしかし作りが雑ですね。


育成に関して。基本的にはレベルを上げるのと、好感度ならぬ交感度を上げるのがメインです。それぞれ探索で手に入るアイテムを突っ込む形です。交感度は100まで上げるとクラスチェンジが可能になり、多くの場合ここでHイベントが発生。200まで上げるとクラスチェンジ後の超技という枠のスキルが解放されるみたいです。交感度に関してはスキル輪舞で割り振れるポイントにそのままなるみたいですが…この上限が最初は200です。えっと、交感度の上限は200ではなく、もっと上げられるのですが、スキルに割り振れるポイントが200までしか増えません。この上限は同じキャラをガチャで引いて重ねる毎に10ずつ上がるみたいです(同時に交感度自体も20上がる)。まあ、そういう形でガチャ回しまくってキャラを強化してね、という話みたいです。
スキル輪舞に関しては名前こそアレですが、いわゆるスキルツリーです。前提となるモノを取っていって色々と派生するアレです。まあ、見れば分かります。クラスチェンジ後は200では全部取得は出来ませんので、ある程度取捨選択が必要かと。
交感度の上限は今のところよく分かりません。200辺りで2回目のHイベントが起きたキャラも居ましたので、もっと上げればみんな2回目があるのかも知れません。また、超技枠のスキルは交感度に応じて発動率が上がる系が多いのですが、これもスキルのポイントとは関係なく上がるほど確率が高くなると言うことかも知れません。とりあえず、200無いと解放もされないですし、その段階ではあまり発動しないので999とかまで上げる前提なのかも知れません。
レベルに関しては経験値に近い魔昇石というモノをつぎ込んであげていく形です。1レベル上げるためにレベル×10ほど消費する。魔昇石は全キャラにとって共通の資産で、振り分け方は自由(戦っていないキャラにつぎ込むことも自由)。


ガチャに関して。装備アイテムと稀にキャラが混じるノーマルガチャと、キャラだけが出てくるレアガチャがあります。それぞれ専用のチケットがあるほか、ゲーム内で拾える魔導石を2個でノーマル、4個でレアを回せるみたいです。回すと、5つの候補から1つを自分で選び、それがめくられて手に入ります。それ以外もめくられますが、それらは手に入りません。それをあらかじめオープンした上で選べるようになる課金アイテムがあるみたいです。ただ、5個の枠に自分にとっての当たりがそもそも含まれているかは事前に知りようも無いので、正直…。
レアガチャ用のチケットは殆ど手に入りません。なので、とりあえずは拾った魔導石は4個ずつ使って全部レアガチャに突っ込むので良いかと思います。ノーマルチケットの方はそこそこ手に入りますし、殆どがキャラ以外の装備だったり交感度上げるアイテムだったりするので魔導石を突っ込む価値はないと思います。


スタミナの上限と回復手段に関して。スタミナ上限は、所有キャラクターの数×3になるみたいです。現時点で実装キャラは21キャラが居ますが、上限は60と言うことで20人集めた段階で上限になるみたいです。また、スタミナ回復用のアイテムを使うと60回復するみたいです。この上限を上げるのは課金アイテムで1つで60ずつ上がり、3個まで突っ込め、60+180になる模様。
時間での自然回復は6分に1で、1時間に10。つまり240は24時間です。60だと6時間。うちは現在45ですが4.5時間で溢れます。正直これにお金なんて突っ込む気は全く無いのでアレですが。
スタミナの回復は先の60回復の薬が消費アイテムの他、魔導石でも回復できるみたいですね。全部ガチャに突っ込みましたのでレートは知りませんが…。
それ以外では、キャラを新規に入手したとき(受け取ったとき)と、キャラとHイベントをアルバムから閲覧したときに回復するみたいです。このときの回復量が60なのか、フルなのかはよく分かりません。まあ、課金しないとそもそも関係ないかと思いますが。
もう少し詳しく書くと、取得キャラが増えるとスタミナの上限自体が3伸びます。このときにその上限まで回復するみたいです。また、なぜか分かりませんが、パーティーメンバーの体力もこのとき回復するみたいです。逆に、取得したキャラが既に持っているキャラの場合回復は起きません。キャラを引いたことがトリガーなのでは無く、あくまでスタミナが増えたことが原因のように見受けられます。20人目まではともかく21人目を引いたときとか、今後さらにキャラが増えていったときにどうなるか…さっぱり分かりませんね。
アルバムからのHイベントは前述の通り交感度が100を越えたときに発生するキャラが多いみたいです…が例外もある模様。これらを見た際にもなぜかスタミナが回復していました。なので、適当なタイミングまで温存してスタミナが減ったときに活用するとお買い得です。


以上、こんなところですかねぇ。まあ、割と適当ですが…。正直、ゲームとしては2日くらい遊ぶにはそこそこ面白い。1週間もすれば間違いなく飽きる類いかなぁ、と思います。